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多くの日本人は、超大国アメリカの議会が道徳やまっとうな価値観に基づいて、行動
していると勘違いしている。外交とは姿なき戦いというが、アメリカの外交の本質は自己
都合によって平気で他国を裏切ることにある。それでも日本はアメリカにしがみついて離
さない、悪女の深情け?
「従軍慰安婦問題」は、一個人や、一部の新聞が騒ぎ立てるだけなら、だまって見過
ごせばいい。だが、米国議会の場に持ち出して日本を相手に謝罪を求めるのは、ただ
事ではありません。重大な問題を孕んでいることに気づかねばならない。
もし日本国民を代表して安倍首相が、この問題に謝罪したならば、抜き差しならぬ重
大な問題を招くだろう。野獣(弁護士)国家が、これをネタにして日本を「ゆすり、たかり」
の餌食にしようと企んでいる。
この問題に関しては、六カ国協議の中国、韓国も米国に連動していることを忘れては
ならない。
アメリカの豹変は今年1月16〜18日の米朝ベルリン会談以降である。
金融制裁解除のため、たかが2500万ドル(30億円足らず)のためにアメリカは異常
とも思えるほど東奔西走している。米国の金融制裁解除により、この金が北朝鮮の口
座に返還されなかったことで、北朝鮮金桂冠代表は突然六カ国協議にけつまくってさっ
さと帰国した、国際会議としては前代未聞のことである。たかが30億円、直ぐにでも解
決されるはずだったが、不可解なことにいまだこの問題の決着はついていない。
たかが30億円されど30億円、罠にはまったか墓穴を掘ったか?焦るアメリカ。
偽ドル札(スーパーノート)でアメリカは墓穴を掘っているとみた・・・。
アメリカは必死になって北朝鮮懐柔策をとっているのだ。その懐柔策の決め手に日本
を利用しようと必死である。
アメリカは北朝鮮にたいして不利に立つと、今度は北朝鮮懐柔策を思いついた。自分
達のしでかした過去の過ちを忘れて、なりふりかまわず日本の70年まえの過去をほじ
くりだした。
日本はブッシュのイラク戦争、アフガン戦争を支持協力してきた。さんざん日本を利用
しているブッシュ政権は、本来なら、日本をバッシングする勢力に対抗して日本を擁護す
べき立場だ。ところが逆に、裏で糸を引いているのではないかという疑いさえ持たざるを
得ない。ブッシュの日本に対する裏切り行為、そこまでブッシュは追い詰められている。
従軍慰安婦の強制連行があったことにして、あの手この手を使って安倍首相に謝罪さ
せようとしている。もし安倍首相が謝罪を表明すれば、日本も組織的強制連行つまり拉
致を認めたではないか。北朝鮮の拉致問題に決着をつけて、日朝国交回復と巨額の賠
償金の支払いと経済援助を日本側に迫ることだろう。
安倍首相が「謝罪表明」すれば、安倍政権の崩壊だけでは済まない。
一度謝罪をすれば、「河野談話」同様に、今後もことあるごとに米中韓連合に加えて、
北朝鮮にも散々利用されるだろう。
歴史は勝者によってつくられる、「従軍慰安婦問題の強制連行」も、あったことにして
日本人の非人道的問題として、歴史に刻まれることになるだろう。謝罪を安易にしてはな
らない、日本人の誇りもぼろぼろにされる。