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(回答先: イラン大統領が、イギリスは謝罪すべきだとしました。 [IRIBラジオ日本語ニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 3 月 31 日 00:59:34)
□【解説】 イギリス海軍兵士15名の拘束 [IRIBラジオ日本語ニュース]
http://japanese.irib.ir/news.wed.htm#kaisetu
イギリス海軍兵士15名の拘束
イランは、23日金曜、イギリス海軍兵士15名が、イラン・イラクの国境を流れるアルヴァンド・ルード川の、イラン側の水域内に不法侵入したため、これら兵士を拘束しました。イギリス海軍が、イランの水域内に侵入するのは、今回が初めてのことではありません。2004年6月にも、イギリス海軍兵士8名が、同じアルヴァンド・ルード川に不法侵入しました。このときも、この兵士8名は、イラン海軍の沿岸警備隊によって拘束されています。ところが今回の事件は、西側メディアによって、イランに対するプロパガンダに利用されているのです。
今回、イランが拘束した15名は、イギリス海軍に所属する兵士だとされています。海洋に関する国際法に基づき、彼らがイランの水域内に侵入することは、領海侵犯に相当します。イギリス政府は、彼らはイラクの水域内でパトロールを行っていたと主張していますが、詳しい調査によって、このイギリス側の主張は否定されています。こうした中、ドイツ政府は、今期のEU議長国として、外交慣習に反した干渉的な措置を行い、イギリス軍兵士15名の解放を求めました。しかし、およそ2ヶ月前、アメリカ軍によってイラク・アルビールで拉致された、イランの外交関係者の解放に対して、国際社会は現在も沈黙を守ったままです。
イギリスのブレア首相は、「15名の兵士の解放に向けた外交努力が実を結ばなかった場合、この状況は異なる段階にはいる」と表明しました。しかし、イランがこのような圧力や脅迫に屈することはありません。イランは、この問題に対し、国際法規に基づいた対応を取るつもりです。また、国際法によって、領海侵犯と見なされるこのような行為の責任は、イギリス政府にあると考えています。
イラン政府は、彼らがイランの水域内に不法侵入した経緯、動機について、必要な調査を行った上で、拘束した兵士が、イギリス大使館と連絡を取る手配を整えると表明しています。イランは、拘束した兵士に対して、国際法に基づいた、法的な措置を取る意向です。そして、法を尊重し、冷静さを保つことによって、この問題を解決しようとしているのです。