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(回答先: イラン大統領が、イギリスは謝罪すべきだとしました。 [IRIBラジオ日本語ニュース] 投稿者 white 日時 2007 年 3 月 31 日 00:59:34)
□【解説】 イギリスの不安定な外交政策 [IRIBラジオ日本語ニュース]
http://japanese.irib.ir/news.thu.htm#kaisetu
イギリスの不安定な外交政策
イギリスのベケット外相が、下院で、「イギリス政府は、イラン政府が拘束した15名の兵士を解放しないため、同国との国交を一時中断する」と表明しました。これに対し、イラン外務省のホセイニー報道官は、「イランとイギリスの関係は、しばらく前から冷え切った消極的なものとなっており、ベケット外相の表明は、目新しいものではない」としました。
イギリスのブレア政権の外交政策は、アメリカに追従し、常にイランに対して敵対政策を取ってきました。その一方で、イランはこの間、冷静さを保ち、イランとイギリスの関係の基盤に問題が生じないよう努めてきました。しかし、イランの安定した政策にも拘わらず、イギリス政府は、自らの非原則的な方針を貫こうとしています。イギリス海軍兵士がイランの水域内に不法侵入したことは、イギリス政府の、イランの独立・主権への軽視、そして、国際法規の蹂躙を示しています。イランは、国際法規の枠内で、この事件の経緯、動機について調査を行った後、必要な決定を下すと表明してきました。しかしイギリス政府は、この間、脅迫や圧力によって、自らの要求をイランに押しつけようとしてきました。同政府は未だに、植民地主義が通用した、19世紀から20世紀にかけての彼らの隆盛の時代は終わったのだということを、信じられずにいるのです。各国の主権の尊重は、国際法規に含まれる事柄です。今回、イラン側に拘束されたイギリス海軍の女性兵士は、記者団とのインタビューで、イラン側の水域内に不法に侵入したことを認めています。また、拘束された兵士に対するイラン側の対応は好ましいものだともしているのです。
では、イギリス政府がこのような政治的な脅迫やプロパガンダを行う目的は、一体どこにあるのでしょうか?こうした中、イランはイギリスの政治的な脅迫や圧力の影響を受けることなく、国際的な法に基づいたやり方で、イランの主権を追求していくつもりです。脅迫的なやり方が、イランの立場や政策に影響を及ぼすことはありません。イギリスの不安定な外交政策は、世界におけるイギリスの信用を失墜させるだけでなく、同国の利益にも損失を与えることになるでしょう。ブレア政権は、アメリカの政策に追従することで、事実上、世界の人々にイギリス政府の独立に疑問を抱かせ、償いきれないほどの損害をもたらしているのです。