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□イラク撤退法、米上院も可決 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20070330/1175222882
2007年3月30日(金)
イラク撤退法、米上院も可決 2007/03/30
アメリカの上院は29日、イラクとアフガニスタンでの戦費を認めるものの来年3月末までにイラク駐留米軍の撤退完了を求める法案を51対47で可決した。
採決で同法案に賛成したのは民主党議員48人と無所属1人、共和党2人で、撤退期限の削除を求める修正案を否決した27日(50対48)より1人増えた。アルカンザス州選出の民主党議員マーク・プライアーは27日には撤退期限の削除に賛成したが、今回は来年3月末までに撤退を完了させる法案に賛成した。
米国内では特に先週末から、上院議員に電話で働きかけをおこなうよう有権者たちが呼びかける動きもあった。
ブッシュ大統領は早くから可決されても拒否権を発動すると表明してきたが、拒否権を発動するにしても、米国民および議会の多数がブッシュ政府のイラク戦争に批判と撤退要求を強めていることがより鮮明になり、ホワイトハウスへの有形無形の圧力が強まることは確実だ。
下院では既に米軍撤退を求める法案が可決されているが、こちらでは撤退期限が来年8月末となっているため、今後、撤退期限を1本化する調整作業が上下両院でおこなわれ、あらためてブッシュ大統領に米軍のイラク撤退を迫ることになる。
※ロサンゼルス・タイムズ:Senate approves war bill with timetable for troop withdrawal
※ワシントン・ポスト: Senate Sets Stage For Iraq Face-Off/War Funding Passed With Timetable
27日のアメリカ上院は、イラク戦費の付帯条件とされた撤退期限の削除を求める共和党の修正案を50対48で否決した。その際、ヘーゲル議員は、「欠点だらけで既に失敗した政策をこれ以上支持できない」と述べた。彼はこれまでイラク戦争には批判的だったが、撤退期限の設定には賛成していなかった。
他方、共和党のゴードン・スミス議員が撤退期限の設定に賛成し、民主党のマーク・プライアーは反対にまわった。リーバーマン上院議員はホワイトハウスを支持する側にまわった。
作成者 uruknews : 2007年3月30日(金) 11:48 [ コメント : 0]