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Ramadi diary: Tale of two Ramadis
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/6477949.stm
Fighting the Iraqi insurgents (ビデオ映像 2分22秒)
http://news.bbc.co.uk/player/nol/newsid_6470000/newsid_6478000/6478075.stm?bw=nb&mp=rm
「ラマディ北部に緊張が走ります。
私達は米軍とイラク警察のパトロールに同行する所でした。
しかしその直前、近くで銃声が響きました。
その正体を調べに行きます。
どうやら隣の警察署から聞こえるようです。
行ってみると、それはお祝いだったと分かりました。
武装勢力に対する作戦から戻ったばかりの地元警察です。
『イラクよ永遠なれ』と叫び、部族長の名前を連呼します。
何よりも忠誠を誓うのは、政府ではなく、部族のようです。
米軍が治安権限を委ねるのは、こうした警察です。
主導するのはイラク人、米軍は支援にまわっています。
私は地元警察署長 Abdul Ghaffur 中佐と供にパトロールに同行します。
<この地域はどのような感じだったのでしょうか。
ラマディでこのような徒歩でのパトロールができるとは
考えなかったんじゃありませんか>
(ABDUL GHAFFUR:Lieutenant Colonel:Iraqi Police Force)
『これは素晴らしいことです。
このように自由に歩くことができます。
安全です。
歩いても安全です』
パトロールが終わりに近づくと車が近づいて来ました。
警察官でした。
爆発があったといいます。
イラク警察は次第に主導的な役割を担っていますが、
その分、犠牲も増えています。
怪我をした警官は近くの米軍駐屯地に運ばれます。
衛生兵ももう手馴れたものです。
今では米兵よりもイラク人を治療することの方が多いといいます。
先程の警官は道路脇の爆弾にやられました。
『奴等はまず爆弾を爆発させて待ち伏せ攻撃を仕掛けるんです』
ここでの戦いに当分終わりは見えません」
(アンドリュー・ノース記者と警察署長との会話の続き)
<四、五か月前にこのようなパトロールはできたんですか>
『いいえ、できませんでした。
五か月前は不可能でした。
それだけ安全でも、安定してもいなかったからです』
<何が変わったんでしょうか>
『ここでは地元の部族が団結しました。
コミュニティが団結した訳です。
ラマディの人々も
皆一緒になってまとまっています』
<しかし抵抗勢力はまだここにいますよね。
そして復活を図ろうとしているんじゃありませんか>
『そうです。抵抗勢力が復活を図ろうとしています。
しかしそれを許しません。
何故なら諜報活動によって情報がとれています。
ここに我々がいる限り戻って来れません』
地元の部族が武装勢力に背を向け、追い出したのです。
部族は今、味方につける側です。
その中心になっているのがこの地元の学校です。
警察の幹部はアメリカが寄付した鉛筆を子供達に配っています。
しかし武装勢力が戻って来るのを止めるにはまだたくさんやることがあります。
<参照>
マリキ首相のラマディ訪問 (CBS):アンバール州での部族と米軍の同盟
http://asyura2.com/07/war89/msg/784.html