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鹿砦社が現在発売している今月号の『紙の爆弾』(4月号)に、「徹底暴露! イラク侵略戦争を支えてきた『七つの嘘』」(ジャーナリスト・翻訳家 佐藤雅彦)という記事が掲載されている。
この記事の中の「21世紀のすべての戦争の起源──9・11事変という自作自演テロ芝居」(129ページ〜)に引用されている写真を見ながら、少し気になった点が二つある。
ひとつは、133ページに出ている、ペンタゴン現場の写真2枚がどうも同じ写真のような気がするのだ。もしかしたら微妙に違うのかもしれないが、この私の目には同じ写真に見えてしまう。もし同じ写真なら、どういう意図で掲載されたものだろうか? どうせなら、そのうちの一枚はもっとインパクトのある写真を載せればよかったのに…と残念に思われた。
もうひとつは(実はこれが一番気になったのだが)、131ページに出ている、航空機が世界貿易センタービルに激突する直前の写真で(参考までにこれに近い画像を上に紹介しておいた)、この写真には以下の注釈が付けられている。
これは全米公共放送PBSの科学ドキュメンタリー番組『ノヴァ』で放映されたニュース映像の1コマ。
航空機(左端)が世界貿易センターの壁面に激突する直前の瞬間をとらえた画像だが、激突前の機首
の前方の壁面が一瞬、赤熱色に輝き、航空機の進行方向に沿ったビルの横側の壁面には横一列に爆発
が起きているのがわかる。航空機の激突を見計らって計画的な連続爆破を実施せぬかぎり、こうした
現象は起こりえない。
これまで私が見たことのある写真は上のようなもので、この記事が紹介している写真は初めて見るものだ。だが、待てよ…この写真一枚あれば「100%自作自演テロ」だとすぐに分かってもらえるのではないか? それほどこの写真は衝撃的なもので、実に説得力がある。だったら、この写真を紹介しない手はない。そう思ってネット検索でこの写真を探してみたところ、まったく見つからないのだ。それどころか、この注釈にある「航空機の進行方向に沿ったビルの横側の壁面には横一列に爆発が起きているのがわかる」とするこの説明を裏付ける映像すら見当たらなかった。
たとえば、以下の動画を見ていただきたい。
9/11stealth WTC NOVA IN PLANE SITE Flashes Bush Lies Again
http://www.youtube.com/watch?v=Qiyg6g6x-n0
確かに、航空機がビルの中に突入した後でなら「ビルの横側の壁面に横一列に爆発が起きている」のがわかる。記事に紹介された写真のような、航空機がビルの中に突入する直前のビルの爆発は、少なくともこの動画からは見当たらない。同じPBS-NOVAの映像だと思うのだが、記事はどこからこの写真を入手したのだろうか? それともこの写真は「合成写真」だったのか、いやその反対で、世間一般に広まっているPBS-NOVAの映像こそ「修整された」もので、この記事の写真の方が真実ということなのだろうか?
このへんの詮索はmsqにでも任せようか(笑)