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(回答先: アフガニスタンで米軍が自爆攻撃を受け、周囲の市民に発砲し市民16人が死亡 投稿者 妹之山商店街 日時 2007 年 3 月 05 日 07:33:08)
(アルジャジーラ)3/10
「ドイツ連邦議会はアフガニスタンにトルネード型
偵察機を派遣するドイツ政府の決定を承認しました。
これはアフガニスタンでタリバンに対する大攻勢を実施している
NATO軍に対する支援で、NATOがドイツに要請していました。
ドイツの最新型偵察機トルネード六機が
四月半ばより六か月間アフガニスタンで任務に就きます。
ドイツ政府はこの偵察機は戦闘作戦には参加せず、偵察活動のみ行い、
タリバンとアルカイダの動きについての写真をNATO軍に提供するとしています。
議会の三分の二がこの計画に賛成しました。
与党CDUのフォン・クリーレン議員です。
『NATOの一員として責任だけでなく危険も共有しています。
ですからトルネード機を派遣する必要があるのです』
しかしこの派遣に反対する人々はドイツが責任を持てない軍事作戦に
この偵察機が使用されるおそれがあると心配しています。
緑の党です。
『爆撃が行われて無実の一般人が殺された時、その作戦に我々の偵察機が
提供した写真が使われなかったと誰が保証できるのでしょうか』
ドイツの専門家はこの派遣はドイツ国内における
テロ発生の危険性を増すものだと指摘しています。
また、国民はどのような作戦であれ、海外派兵に慎重な立場を崩していません。
最近の世論調査では77%のドイツ国民が
トルネード偵察機のアフガニスタン派遣に反対しています。
市民です。
『トルネードが偵察情報だけを提供するとは言えないのではないでしょうか。
戦争に参加するということでしょう』
『アフガニスタンの人々にどう生きるべきかを教える
なんてことはアメリカや我々の仕事ではないでしょう』
アフガニスタンのタンダハルでは、住宅地をパトロールして回る外国軍と
そのことを警告する看板が住民の関心の的となっています。
カンダハルの幹線道路沿いに林立する看板が広告する唯一の外国製品は
ISAF、つまり国際治安支援部隊です。
内容は、近寄るな、寄れば撃つぞということです。
緊張は自爆攻撃がもたらしたともこの看板は言っています。
しかしこの広告は国際部隊の過剰反応による
犠牲者の数を減らすことには貢献していないようです。
政府の要人や議員は対策を求めています。
アフガニスタン議会のハーシミー議員です。
『内務大臣が介入しなければなりません。
一般市民が殺されるケースが増えており、
NATO軍の各司令官に連絡をとりたいと思います。
近づいてくる車という車や、オートバイに発砲しているのです』
カンダハルテレビの社長アフマディさんは、
『NATO軍の銃撃を受けたが、難を逃れることができたのはとても運が良かった。
しかしカンダハルだけでも殆ど毎日のように一般市民が犠牲になっている』
『彼らはテロをしに来たのではなく、
アフガニスタンを復興させる為に来たと言います。
でもその結果はどうでしょうか。
毎日一般市民が殺されています。
私の叔父が殺された日に自爆攻撃なんて一件もなかったんですから』
アフガニスタン政府軍も自分の身を守る上で、NATO軍に負けてはいません。
しかし彼らの広告は武器の回収と
攻撃者をどのように撃退するかという二点に絞られています。
これらの広告看板を作製している会社は攻撃を恐れて、
自らの名を明かすことを控えています。
外国軍に対する住民の拒否反応や怒りが高まっているからです」