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英上院、任命制全廃も 下院が「歴史的投票」
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2007030801000140.html
【ロンドン８日共同】英下院が７日行った上院（貴族院）改革案に関する投票で、直接選挙制を全面導入し現行の任命制を廃止するとの提案に半数を大きく超える支持が集まった。ブレア政権は一部直接選挙制を導入し、任命制議員も残す改革案を念頭に置いていたが、投票結果はこれを否定した形だ。
今後は、任命制廃止を軸に法案化作業が進むとみられ、英メディアは長い伝統を持つ上院の抜本的改革につながる「歴史的投票」と伝えている。
この日は「すべて任命制」「半数を選挙制に」など複数の案に対する賛否を、下院議員が党議拘束なしで投票。「すべてを選挙で選出」との案が賛成３７７票、反対２２４票で最も高い支持を集めた。
政府は２月に公表した上院改革白書で、議員の任期を１５年とし、議席数を７４６議席から５４０議席へ削減することなどを提案。直接選挙で選ぶ議員の割合については、下院での意見集約を求めていた。
（2007年03月08日 09時59分）
- Re:議員推薦めぐる巨額融資疑惑、英有力紙にも規制迫る(読売） 近藤勇 2007/3/08 23:07:24
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