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(回答先: 読売【イラン・サウジが域内緊張緩和へ協力、米圧力けん制で】 投稿者 木村愛二 日時 2007 年 3 月 04 日 23:11:58)
いままで、イラン大統領がこのようなアクションをおこすことを避けていた
ということを踏まえれば、かれにとってこのサウジ訪問は、戦略の選択肢で
どの位置にあるのだろう?
具体的な内容がなかった点でみると、なにかパフォーマンス性しか感じないよう思える。
一度シーア派の専門書(忙しくて齧った程度)を読んだことがあるが
そのなかに、シーア派といっても一律に論じることができないとかいてあった。
すなわち、イランのシーア派とサウジのシーア派とイラクのシーア派は
微妙に違うらしい。
だとすれば、イランのシーア派は、イラクのシーア派に同調を求めることは
はできても強制はできないということだ。
つまり
サウジとイランの協力強化という紙に書いた餅、程度の協力では、なにも変わらないとおもう。
しかし、具体的にイラク国内のシーア派の石油資源確保をイラン大統領が、代弁者として
サウジに願い出て、それがアメリカに通れば、イラン大統領の戦略はうまくいった
と小生はおもう。