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(回答先: 数百人規模の自爆部隊を用意と タリバーン司令官(CNN) 投稿者 近藤勇 日時 2007 年 3 月 03 日 23:17:35)
高まる外国軍への反感 アフガン、市民犠牲で
http://www.usfl.com/Daily/News/07/03/0301_006.asp?id=52629
アフガニスタンのバグラム米空軍基地で27日起きたチェイニー副大統領を狙った自爆テロは、旧政権タリバンの活発化を裏付けた。タリバン政権崩壊から5年以上たった今も駐留外国軍が治安維持に当たるが、外国軍の砲撃や誤射で一般市民が犠牲になるケースが続出。外国軍に対する住民の反感がタリバン支持につながり、勢力拡大を招いているとみられる。
タリバンとの戦闘が続く南部ヘルマンド州では26日、アフガンに展開する北大西洋条約機構(NATO)率いる国際治安支援部隊(ISAF)の誤射で市民2人が死亡。ISAFは「罪のない市民が死亡したことに深く悲しんでいる」との声明を発表した。
外国軍への反発の強まりを懸念するアフガンのカルザイ大統領は、ISAFや駐留米軍に対し、攻撃の際は十分な警告をするよう再三要求しているが、民間人の犠牲は後を絶たない。ISAFは17日にも南部カンダハル州で男性を誤射。昨年の戦闘による死者は民間人を含め約4000人で、AP通信によると、今年に入ってからの民間人の死者は数十人という。
昨年5月にはカブールで、米軍の大型車両が一般車両に突っ込む事故を起こしたのをきっかけに反米暴動が発生。米国の非政府組織(NGO)事務所やレストランが燃やされ、交通規制などを強いる駐留外国軍への不満が爆発した。
タリバンは春の雪解け後から大規模攻勢に出ると予想され、米英は、アフガンへの増派を相次いで発表した。しかし、民間人の犠牲がさらに増えれば、市民の反感が一層高まるのは必至。増派が逆効果となり、アフガン情勢が泥沼化する恐れもある。(共同)