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数百人規模の自爆部隊を用意と タリバーン司令官
http://cnn.co.jp/world/CNN200703020007.html
2007.03.02
Web posted at: 13:00 JST
- CNN
カブール(CNN) 英チャンネル4テレビは1日、アフガニスタンのイスラム原理主義勢力タリバーンのダドゥラー司令官との異例のインタビューを放送した。同司令官は、タリバーンが春の戦闘本格化に向け、数百人規模の自爆部隊を用意していると強調。また、国際テロ組織アルカイダの最高指導者、オサマ・ビンラディン容疑者とは「定期的に連絡を取り合っている」と述べた。
ダドゥラー司令官は、タリバーン軍事部門の作戦を統括する立場にある。インタビューでは「種をまいたのは米国人だ。われわれはアフガン内外を問わず、復しゅうを果たすつもりだ」と、米国への敵意をあらわにした。そのうえで、北大西洋条約機構(NATO)が主導する国際治安支援部隊(ISAF)への攻撃強化を警告し、「自爆を志願する殉教者は無数にいる。数百人が登録を済ませて出撃態勢にあり、さらに順番を待っている者が数百人いる」と述べた。
米軍によれば、タリバーンの活動は昨年来活発化。アフガンでの自爆テロは1年間で139件と05年の4倍、路上爆弾も1600件と倍増している。
ダドゥラー司令官はまた、アルカイダとの関係について「ともに戦場へ向かい、直接協力している」と述べた。ビンラディン容疑者とは「メッセージを交換して計画を知らせ合っている。直接会うのは重要な話し合いがある時だけだが、(同容疑者が)生存していることは間違いない」という。旧タリバーン政権が米同時多発テロ後、同容疑者をかくまったとして米軍の攻撃を受け、崩壊したことについては、「われわれは後悔していない。タリバーンにとって何よりも大事なのはイスラム教であり、たとえ政権を犠牲にしても、異教徒に追われる同胞を守ることは宗教上の義務だ」と語った。