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【嘉手納】米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプター二機が十七日正午すぎ、米軍嘉手納基地に到着した。同機が米国外に配備されるのは初めてで、十二機が三カ月程度配備される予定。残る十機は十八日午後に飛来するとみられる。配備中止を求めてきた沖縄市、嘉手納町、北谷町の三首長らで構成する「嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会」の宮城篤実会長(嘉手納町長)らは「これまで同様、配備反対の姿勢は変わらない」などと反発を強めている。
F22戦闘機の飛来について東門美津子沖縄市長は「多くの県民が反対する中の配備は残念。配備が恒常化することも懸念される。負担軽減が見えない中での配備であり、国に言うべきことは主張していきたい」と反発。野国昌春北谷町長は「F22の配備は嘉手納基地の機能強化と言わざるを得ない。困った問題だ。常駐ではないとされているが、そうとも言えないという話もある」と警戒感を漂わせた。
宮城嘉手納町長は「これまでも反対の姿勢を打ち出してきた」と、従来の姿勢を堅持するとしている。
嘉手納町議会基地対策特別委員会の田仲康榮委員長は「地方自治体の抗議を押し切っての配備だ。速やかな撤去を求めたい」とし、週明けにも基地特委を開催する考えを示した。
同機の飛来直後、KC10空中給油機一機と民間機一機がそれぞれ着陸した。F22の給油支援と米軍要員、家族らの輸送に当たったとみられる。
F22は、F15戦闘機の後継機として開発され、敵レーダーに補足されにくいステルス機能を持つ。一時配備されるのは米バージニア州ラングレー空軍基地第二十七戦闘中隊所属で、操縦士を含む要員約二百五十人も派遣される。
同基地は「太平洋地域のローテーション配備の一環」と発表しており、今後も定期的に配備される可能性がある。
F22配備について、米軍は当初、十日に飛来するとしたが「天候不良」や「方向誘導(ナビゲーション)システムに影響するソフトウエアの不具合」を理由に二度、延期した。
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200702171700_01.html