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(回答先: イランとネオコンまたは上部「奥の院」との間の 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 2 月 04 日 12:50:42)
総選挙で有権者がアフメディジャドら保守派に突きつけたのは生活重視だと思う。イラクの傀儡政権と組んだシーア派主導による中東政策なんかに興味はないと思う。イラクやレバノンより、もっと自分の国を重視して欲しい。そんな有権者の気持ちをアメリカはイランに強硬な態度を取る事で踏みにじっていると思う。
アメリカはイラン人がアメリカ兵と戦って国土が戦場化するのは嫌でも、イラク傀儡軍と手を組む強硬派が台頭せざるを得ないような状況に持っていく気なのではないか。
イランの人権侵害や報道弾圧がなんぼひどくても、選挙で与党側が惨敗するような体制がある。同じ独裁政権でも北朝鮮やスーダン、ミャンマーよりはよっぽどましな体制だと思う。
イラン人は感覚的に反欧米・シーア派原理主義の感覚を持つ者の他に、未だに広範囲に親欧米派や民主主義、自由主義、社会主義を信奉する者がいる。これらの思想は宗教警察に隠れて裏で公然と存在している。イラン国内に、更にイランのシーア派文化と隠れた欧米の世俗文化があるような状況がある(他のイスラム国も似たようなものだろう)。にも関わらず、わざわざイラン・シーア派の中で最強硬派を台頭させようと言うのがアメリカ・イスラエルの戦略だろう。
で、ブッシュはイラク、オルメルトはレバノンでの戦争について責任を国内から問われている。イスラエルの大統領はセクハラ・強姦容疑で問われている。不可解で不気味な動きが起こっている。