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米国またはイスラエルの対イラン攻撃が懸念される昨今である。
私はイラン大統領のイスラエルを巡っての発言について、これが発せられてから気に掛かって仕方が無いのだ。
曰く、「イスラエルはソ連の様に形がなくなるだろう」
曰く、「ホロコーストは存在しなかった」
その様な趣旨の発言が為されたのだが、
しかしこれは、
他の何者かの代弁でもあるのではないのか?
その様に疑ってきているのだ。
イランは"わざと米国・イスラエルを挑発している"と言えないだろうか?
イランと米国またはイスラエルが開戦するか否かは判らないが、イランの姿勢が米国と呼吸を合わせて中東の危機を深化させている事は確かなのである。
これを見ると過去のナチスドイツと英・米の関係に似ているのだ。
イランとネオコンまたは上部「奥の院」との間に相互の意思の疎通が存在している可能性はあるだろう。
それは共通の利害に基づく意志の疎通であるかも知れず、
または、
「同床異夢」であるかも知れない。
かつてイランはパーレビ国王の時代に超親米国家であった。
しかし、パーレビ国王は使い捨てにされ、イラン革命が起こった。
これは計画的に造り上げれたものである筈だ。
ソ連内のイスラム圏の不安定化を誘導する為のものであり、アフガニスタンへのソ連の侵攻を誘い込む為のものであったろう。
また、シーア派原理主義がサウジアラビアに波及する事を避ける為にフセイン・イラクにイランへ侵攻させたのである。イラン・イラク戦争を8年間も戦わせたのだ。これは米国もソ連も後押しをした。
これを見ると、イランは昔から、パーレビの時代からイラン革命の時代も実は米国内のそしてヨーロッパの"ある勢力"と関係が保たれており、連絡が取られていたと考える事が出来るのだ。
それは現在のイランについてもその様に言えるであろう。
そうであれば、イラン大統領のイスラエルを巡っての発言は、他の何者かの代弁であった可能性もあるのだ。
米国は大多数の国民さらには国会議員の反対にも拘らず、
何故、イラク戦争拡大の道をひた走るのか?
それには目的が隠されているに違いないのである。
それは当面の経済破綻を避ける為だけではなく、つまり株高を維持し続ける為だけではなく、もっと大きな目的達成の為であろう。
即ち、米国においてはヒラリーまたはオバマの民主党政権に憔悴米国の敗戦処理・残務整理をさせる事それは例えば南北大陸の中のニュー・ジェントル・アメリカをキャッチ・フレーズとするものであるかも知れない。
イスラエルにおいては、ユダヤ教徒とイスラム教徒の平和的共存政治秩序への移行へと誘導するものであろう。
軍事的国家イスラエルは存在しなくなるだろう。
これは"壮大な破綻の隠蔽"である。"9・11の拡大劇"なのである。
"帝国主義の失敗破綻を隠蔽する為の大芝居"なのだ。
その為に中東のスンニー・シーアの両イスラム教徒だけではなく、イスラエル人も米国市民も殺され傷つけられるのだ。
収奪者・戦争屋の責任逃れ演劇即ち倒産劇の為に、その為に多くの人命が食肉用家畜の様に奪われて行くのだ。
馬鹿馬鹿しい虚構劇ではないか。その為に人の命だけが虚しく散らされてゆく。
この虚しさを処刑劇の最後を迎えるに当たって認識したのがフセイン大統領だっった。
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061228/1167305775
サダム・フセインの獄中書簡 抄録 2006/12/28
http://asyura2.com/07/war88/msg/354.html
扇動されるスンニとシーアの対立 [田中宇の国際ニュース解説]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070128-00000005-san-int
米イラク増派 反対決議案一蹴 大統領「私が決定権者」
1月28日8時0分配信 産経新聞
http://www.ogaki-tv.ne.jp/~naima/irankakumei.htm
Iran / イラン革命と ・・・ その後
http://www.newsweekjapan.hankyu-com.co.jp/rearview/archives/20061122.html
パーレビ国王栄華の終わり
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