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(回答先: 米国は損害与えられず=イラン大統領が挑戦的姿勢 [AFP=時事] 投稿者 white 日時 2007 年 1 月 24 日 18:41:01)
http://www.janjan.jp/world/0701/0701228638/1.php
米国とイランの戦争は今年の春か?
2007/01/24
各種の報道によれば、ジョージ・ウォーカー・ブッシュ・米合衆国大統領は1月10日、イラク新戦略として米軍2万人を増派すると演説した。さらに「イランとシリアはテロリストに資金や武器を供給しイラク再建を阻害している。イランとシリアの妨害工作を潰すため戦線を拡大する」という戦略も明らかにし世界を驚かせた。これは米軍がイランやシリアにも侵攻することを意味しているからだ。
米議会では早速、共和党や民主党議員が「イランと戦争するなら、まず議会に提案せねばならない。議会を通さない戦争は違法だ」と騒ぎ出した。そこで米政府は「戦線を拡大する範囲はイラク国内のみ」と打消しにやっきとなった。だが米軍の動きを注意深く観察すると、イランとの戦争準備は着々と進められているようにみえる。
例えばペルシャ湾に2隻の空母を配備、イランの中距離ミサイルからサウジやイスラエルを守るためのパトリオットミサイル配備、イラン西のトルコ空軍基地にF16戦闘機配備、またイラク駐留米軍司令官に上陸作戦の専門家ファロン海軍大将を任命した。しかし戦争を開始するには議会に対し「戦争はやむを得ない」と思わせる陰謀が必要だ。
そこで11日には早速イラク駐留米軍がイラク北部のイラン領事館を襲撃し、外交官ら5人をテロ支援の疑いで拘束しイランを挑発している。もし戦争が始まるならば核開発中止を求める国連安保理決議の回答期限が切れる2月下旬以降となるだろう。ブッシュは戦争突入で軍産複合体の要請に応えるのか、決断を迫られている。
(妹尾晶夫)