★阿修羅♪ > 戦争87 > 552.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 最後から2番目の段落の訳を一部訂正 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2007 年 1 月 02 日 10:13:21)
いつも鋭い分析して恐れ入ります。
日本も含めて欧米の人々は、民主主義こそが最高の体制システムだと公言してはばからない。
それも一理あるでしょう。
だがな、民主主義の名の下に行われた戦争や主権侵害は数知れず。
ヒトラーがドイツに誕生する事ができたのは、ドイツが民主主義制度に則り選挙をした結果であり決してヒトラーが最初から金親子のような独裁者だったり世襲制だったわけではない。
民衆がヒトラーを誕生させたのだ。
アメリカが8−10年のスパンで戦争しないといけないのアメリカ全土に張り巡らされた世界最大の談合組織産軍複合体の存在が大きいのと同時に民衆が戦争を望んでいる部分もある。
民主主義の最大の欠点は、民衆うけする政策をしないと選挙戦で勝つことができず政治屋たちは、間違っているとわかっていても世論というトンデモ潮流に乗ってしまう危険性を常にはらんでいる。
エリートたちがメディアという媒介を作り出しそれを使って洗脳する事により世論というトンデモ潮流に流されるのを止める役割がある。大衆のレベルが低ければ低いほど国家の弱体化が進みいずれ崩壊する運命にある。
世界最強の軍事力を誇るアメリカほどこの役割が重要だが911みたいなヤラセを行った事によりバランスシステムが崩れてしまった。
その事を百も承知のエリート達は、最初から100%のイラクヤラセ戦争をする事によりバランスシステムの復活を試みた。
その事を理解していればアメリカが大量破壊兵器の仕込を怠ったのかも理解できよう。イラクの大量破壊兵器はアメリカから頂いたものなのでアメリカ側が仕込むのは簡単。
CIAがいちいち大量破壊兵器の存在、アルカイダとの関係を否定する委員会を設立する必要もなかった。
中間選挙では、民主党が議会を支配する事ができたために伝統的なバランスシステムの機能が復活したようです。基本的な政策はまったく変わらないが大衆へのガス抜きにはなっただろう。
誤解してもらっては困るのが民主党が勝とうが共和党が勝とうがアメリカを動かしているのは国際的なグローバル資本の連中であり彼らに刃向かうとどんな政治家だろうが資金援助を打ち切られ再選は、絶対にないということである。選挙で勝つには、1にも2にもお金がものを言う世界。
実は、民主主義体制は共産主義と同じで欠陥商品なのだ。
人類が「第三の道」を作り出した時にしかさまざまな矛盾を正す事ができないのだろう。
世界はフィクションワールドなのだ。