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(回答先: 【社説】フセイン大統領 死刑執行を急ぐべきでなかった [愛媛新聞] 投稿者 white 日時 2006 年 12 月 31 日 11:11:10)
□あえてフセインを擁護する [あしたのことを考えるブログ。]
http://blogs.yahoo.co.jp/k_shiu2666/43417152.html
あえてフセインを擁護する
2006/12/31(日) 午前 11:34
「パックス・アメリカーナ」のような頓珍漢な発想が、日本においてのみ、
常識化している。日本は戦後61年、国家の体制や真の平和などについて
いっさい議論してこなかった。すべてアメリカによる支配というぬるま湯
プールに浸り、気持ちよく浮き輪を使って泳いできた。
戦後のアメリカ占領下で、戦前をすべて否定する考えが刷り込まれた。
戦前を濃厚に知っている人は、100%刷り込まれたわけではないが、
戦後教育を受けた人間には、おおむね完全に戦前=悪、アメリカ万歳、
「東京裁判」は正しい、といった屈辱的イメージが定着した。それが
いまもなお、常識として日本をゆがめている。いっぽうで、小泉のように
靖国参拝を票集めのパフォーマンスのみで行うといった、英霊に対する
敬意が微塵もない行動をとる。またその参拝は、政府見解と違うので、
シナやコリアからギャーギャー文句をいわれる。すなわち、日本人は
多くが(小泉も、というか政府が)メンタリティとして東京裁判史観を
受け入れているにもかかわらず、日本の誇りだのと、矛盾する言動で
靖国参拝などの行動に出る。そんなことでは、文句をいわれても当然だ。
いまのままの「二枚舌」ではなく、一日も早く村山談話などのバカな
政府見解を正し、大東亜戦争とは日本人にとってどういった戦いだった
のかを総括しなければならない。そうすれば、なにもバッシングなく堂々と、
心から靖国参拝もできるはずである。核武装議論も憲法改正も、すんなり
できるはずである。
かつての日本と同じことを、いまイラクは受けている。一方的な蹂躙、
大量虐殺、無理な(思想的なものも含めた)支配、などなど。そして
不当な裁判による指導者の「戦犯化」と処刑。フセインはあっさり
死刑になってしまった。「東京裁判」は日本以外の世界中では非常識
きわまりない「裁判」であると理解されているが、そんな背景においても
アメリカは、不当な支配でフセインを死刑に追いやった。完全に復讐である。
そもそもイラクへの攻撃そのものが、国連を無視した、大儀のない、テロ行為
であった。そのテロをいまも続け、けっこう返り討ちにもされている。
フセインが死刑になるのなら、ブッシュも磔獄門に処されるべきである。
日本政府はそのアメリカに真っ先に支持、世界中から呆れられている。
たしかに、フセインはワルだったが、大嘘に塗り固められたアメリカの
自由、民主主義の名の下に、独立国家が踏みにじられるのは、大きな屈辱
である。日本の場合は、明治以降の近代化、議会政治の確立、立憲君主制、
民主主義などがすでに定着していたので、敗戦のショックや物資の不足も
手伝って、すんなりアメリカを受け入れた。その結果、魂まで抜き取られた。
そうなるまいと、イラクでは国家や民族の誇りをかけて、アメリカへの
返り討ちを行っている。それが気に入らないからと、フセインを死刑にする
という暴挙。こんなことが許されていいはずがない。
アメリカ国内アンケートの、今年のヒーローみたいな項目で、1位は
ブッシュだそうだ。すべてのアメリカ人がそう思っているわけではない
にしても、やっぱアメリカ人は、かなりアホである。