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(回答先: 死刑確定のフセイン元大統領、イラク国民に別れの書簡(CNN) 投稿者 gataro 日時 2006 年 12 月 28 日 20:28:58)
□サダム・フセインの獄中書簡 抄録 [イラク情勢ニュース]
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan2006/view/20061228/1167305775
2006年12月28日(木)
サダム・フセインの獄中書簡 抄録 2006/12/28
フセイン大統領の獄中声明が27日に発表されたと報道されている。この書簡はサダム・フセイン自身によって11月5日に書かれたもので、AP通信によると、サダム弁護団によって彼らが本人から受け取ったものと同じで本物であると認められた。
一部の米国メディアによると、趣旨が異なる形で引用されたりもしている。例えばCBSニュースは「サダムからイラク国民に宛て、侵略者を憎むな」とし、AP通信は「サダムがイラク国民に共存を求める」という。下に紹介するサダム・フセイン書簡の抄録と比較すると、別の趣旨になるような引用がなされていると判るだろう。
次に紹介する日本語訳はBBCのサイトに紹介された抄録をもとにした。
皆さんはあなたがたの兄弟、指導者が意気軒昂であること、彼が暴君に屈服しなかったこと、そして彼を愛する者たちの願い通りに剣と旗を掲げ続けたことを既に知っている。
このことは皆さんが兄弟、息子、あるいは指導者に求めたことであり、また皆さんの将来を導く者は同じ資質を備えるべきである。
ここに私はみずからの魂をいけにえとして神にささげ、もし神が私の魂を殉教者たちとともに天国に送るのなら、あるいは神がそれを延期するのなら、私たちはそれを甘受するし神の意志に依拠することにしよう。
神は皆さんが愛と許しと兄弟的な共存の体現者となるよう励ましてきたことを忘れてはならない。
私が皆さんに憎悪するなかれと呼びかけるのは、憎悪は人が公正であることを妨げ、憎悪は皆さんを盲目にして思考する道を閉ざし、バランスのとれた思考と正しい選択をさせなくするからである。
私はまた皆さんに私たちを攻撃した諸国の国民を憎むことなく、政策決定者と国民を区別することを呼びかける。
皆さんは、侵略国民の中にも侵略に反対する皆さんの戦いを支持する者がいること、そのなかのある者はサダム・フセインを含む拘束者の法的弁護活動を志願したを知っておくべきである。
誠実な国民の皆さん。 私は皆さんに別れを告げるが、私は慈悲深き神とともにあり、神は避難を求める人々を支援し、誠実で正直な信徒を決して裏切ることはない。神は偉大なり。神は偉大なり。イラク国民万歳。戦い続ける偉大なる国民万歳。
イラク万歳、イラク万歳。パレスチナ万歳。聖戦と聖戦をたたかう戦士万歳。
サダム・フセイン
作成者 uruknews : 2006年12月28日(木) 20:47 [ コメント : 0]