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(回答先: パレスチナ首相、現金持ち帰れず イスラエルが妨害(東京新聞) 投稿者 近藤勇 日時 2006 年 12 月 18 日 20:00:10)
パレスチナ首相を一時足止め イスラエル 現金運び拒否
2006年12月15日15時12分
http://www.asahi.com/special/MiddleEast/TKY200612150257.html
パレスチナ自治政府のハニヤ首相が14日、イスラム諸国で集めた現金約3500万ドル(約40億円)を持ってエジプトからガザに戻ろうとしたところ、境界のラファ検問所がイスラエルの命令で閉鎖され、足止めを食った。首相は現金を持ち込まないことを条件に、数時間後にガザ入りを認められた。首相を支えるイスラム過激派ハマスの武装集団が検問所に押し寄せ、警備の治安部隊と銃撃戦になり、首相の警備員1人が死亡、息子ら双方の十数人が負傷した。
イスラエル放送などによると、イスラエル政府は現金がハマスのテロ資金になるのを阻止するため、持ち込みを拒否したとしている。欧米やイスラエルの経済制裁で資金難に陥っているハマス内閣は、これまで外相や有力議員らが外国から計約8千万ドルを運び込むのに成功した。今回の拒否は、イスラエルがハマスに対する「見せしめ」をしたとみられる。
ハニヤ氏は先月下旬からカタール、イラン、シリア、スーダンなどを首相として初めて訪れていた。14日は首相の側近が現金を預かってエジプト側に残り、今後パレスチナ側にどうやって運び込むか検討するという。
ラファ検問所は昨年11月から、欧州連合(EU)の監視下でパレスチナ自治政府が運営している。警備はアッバス自治政府議長の率いる穏健派ファタハが中心の議長警護隊が主導。イスラエル軍はいないため、閉鎖はイスラエルの命令にEU監視団と議長警護隊が応じたから可能になった、とみられている。
14日はハマスが87年に創設された日で、ハニヤ首相の足止めを聞いた武装集団や支持者たちがガザ各地からラファ検問所に駆けつけた。過去数日間にファタハ系治安機関幹部の子供たちやハマスの判事が殺され、両派の抗争が悪化する恐れが出ている。