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パレスチナ首相、現金持ち帰れず
イスラエルが妨害
http://www.chunichi.co.jp/00/kok/20061215/eve_____kok_____002.shtml
【エルサレム=共同】イスラエルのペレツ国防相は14日、イスラム原理主義組織ハマス幹部のハニヤ・パレスチナ自治政府首相が現金3500万ドル(約41億円)をガザ地区に持ち帰るのを阻止するため、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所の閉鎖を命じた。首相は一時足止めされたが同日夜、現金持ち込みを断念して検問所通過を認められ、ガザ地区に戻った。
検問所では、足止めに怒ったハマス支持者と警備のアッバス自治政府議長警護隊との間で銃撃戦が発生。首相が検問所を通過した際、車列に向けた発砲をきっかけに再び銃撃戦があり、首相のボディーガード1人が死亡、首相の息子ら計20人以上が負傷した。
ハニヤ首相は11月下旬からイラン、カタールなどを訪問。困窮するハマス内閣の資金として3500万ドルを集め、複数のスーツケースに詰めてガザに戻ろうとした。首相側近によると、現金は今後、カイロに本部を置くアラブ連盟などを通じて自治政府に送金するという。
ロイター通信によると、ハマス幹部は今春以降、友好国から提供された現金計約8000万ドルをエジプト経由で持ち込んだ。しかし、イスラエルは武装勢力の活動資金になっていると主張していた。