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テスト
http://www.asyura2.com/07/test13/msg/604.html
投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 11 月 24 日 19:36:13: Lif1sDmyA6Ww.
 

『歴史都市・京都から学ぶジュニア日本文化検定テキストブック』に見られる特定企業の宣伝記事


『歴史都市・京都から学ぶジュニア日本文化検定テキストブック』の概要は、
http://www.doyo-juku.com/kentei/book.htmlを参照して下さい。

同書の問題点については、

「ジュニア日本文化検定」を子どもたちに押しつける京都市教委の暴走に歯止めを(ねっとわーく京都)
http://www.asyura2.com/07/senkyo44/msg/513.html
投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 11 月 22 日 20:44:33: Lif1sDmyA6Ww.

を参照されるとお分かりになるかと思います。

 以下、順にたどると「(2)あっと驚く特定企業の宣伝記事」へのリンクがあります。

*京都市教委の「ジュニア日本文化検定」問題(ジュニア検定「ええんやろか」の会。住民訴訟その他)
http://sugakita.hp.infoseek.co.jp/newpage30.htm

*テキストの内容の問題点
http://sugakita.hp.infoseek.co.jp/newpage69.htm


(2)あっと驚く特定企業の宣伝記事

http://sugakita.hp.infoseek.co.jp/Junia%20senden.pdf

 画像はPDFファイルから一部を抜粋して転載。転載に当たり、画像サイズを変更しました。
 以下の文章はPDFファイルに掲載されていた全文です。


p.116〜117

 1-6 世界に羽ばたく京都企業

 京都には、京セラやオムロン、島津製作所、堀場製作所など、ユニークな企業がたくさんあります。それぞれに個性あふれる企業ですが、いくつか似たところもあります。どこが共通点で、どこが違うのでしょうか。世界に羽ばたく京都企業の特徴を見てみましょう。

◆“ものづくり”は平安時代から

 京都の“ものづくり”は、平安時代以後に生まれた織物や陶磁器、漆器などの伝統産業に始まります。これらの伝統産業は、平安時代には貴族たちが発展に力を入れ、鎌倉・室町時代に一層充実しながら、地方に広がりました。ドイツ人の医師で博物学者のケンベルが『日本誌』に書いたように、政治・経済の中心が江戸に移った後も、これらの産業は京都で大きく発展しました。
 明治維新後、都が東京に移り、京都経済は大きな打撃を受けました。明治政府は、京都の産業を盛んにするため、産業を起こす資金を提供しました。
 また、当時最先端の研究機関をつくり、優秀な外国人技術者を招きました。ドイツ生まれの教師・ワグネルの指導を受けた島津源蔵は1875(明治8)年、島津製作所をつくりました。日本で初めて医療用X線装置を開発したのは、2代目島津源蔵です。
 ベンチャー企業とは、専門的な技術を使って新事業を開発することのできる企業のことですが、京都には戦後生まれのベンチャー企業が多いのはなぜでしょう。
 専門的な技術や知識を開発に結びつける上で有利な条件は、京都に大学がたくさん集まっていることです。また、堀場製作所の堀場雅夫最高顧問や京セラの稲盛和夫名誉会長などのように、思い切ってビジネスに挑戦してみようというあふれるような力と情熱を持って会社をつくろうとする人たちが、たくさんいたことも大きな理由です。

◆独自の技術で独自の商品

 ここまでは京都の企業の共通した特徴です。今度は個別の企業のユニークさや特色に目を向けてみましょう。
 京都企業初の売上高1兆円を達成した京セラは、1959(昭和34)年、従業員わずか28人の会社としてスタートしました。陶器の伝統を生かしたセラミックIC(集積回路)パッケージの技術で売り上げを伸ばし、電子部品から携帯電話、最近では燃料電池まで幅広いハイテク製品をつくっています。
 また、オムロンは、1933(昭和8)年に故・立石一真氏が大阪で会社をつくったのが始まりです。1955(昭和30)年に初めてオートメーション分野に進出し、1967(昭和42)年には、世界初の駅自動改札機を開発しました。得意の技術で、電子製品から健康機器まで、特色あるたくさんの製品とサービスを提供しています。
 また、島津製作所の田中耕一さんが、民間企業の研究者としては日本で初めてノーベル化学賞を受賞しました。

 花札・カルタ製造から、世界のゲーム機メーカーに成長した任天堂や、自動車排気ガス測定装置で世界市場の8割を占める堀場製作所、セラミックコンデンサーなど、焼きものの特性を生かした電子部品開発・製造の村田製作所、西陣織のジャカード織機の製造・販売から、工作機械などの分野に進出した村田機械、抵抗器から半導体分野に進出しトランジスタ、ダイオードなどの分野で国内トップのローム、すぐれた品質の女性下着製造・販売のワコール、「回るもの、動くもの」をキーワードに、小型精密モーターで世界の市場でトップにおどり出た日本電産など、独自の技術をもつ多くの企業が京都に本社を置いて、世界市場に独自の商品を売り出しています。(2006年調べ)

◆京都経済のこれからの課題

 次の時代の京都を支える、新しい産業を育てることです。このため、京都府・京都市や経済団体、金融機関などがベンチャー企業を育てる施設をつくり、大学と企業の交流促進や、必要な資金の応援をする仕組みづくりなどを進めています。


p.124

 1-4 「京都賞」は京都発の国際賞

◆人類の幸せを願う京都賞

 「京都賞」は科学・技術の進歩発展、また思想・哲学や芸術の面で社会に大きな貢献をした人に贈られる国際的な賞です。この賞は、本社が京都にある京セラの創業者・稲盛和夫さんによって創設されました。稲盛さんは、「世のため人のために役に立つことをすることが、人間にとって一番大切なことである。」という自分の考えを実現させるため、1984(昭和59)年に稲盛財団を設立し、翌1985年に第1回京都賞の授賞式を行いました。
 京都賞には、次の三つの部門があります。

 A先端技術部門……私たちの暮らしを便利で豊かにした技術を開発した人
 B基礎科学部門……科学の基礎的な原理などを発見した人
 C思想・芸術部門…ものの考え方や人の心の豊かさに著しい貢献をした人

 京都賞はこれまで8人の日本人を含む68人と1団体が受賞しています。受賞者は毎年6月に発表され、その年の秋、11月10日の授賞式でディプロマ(賞状)、京都賞メダル、賞金5000万円が贈られます。
 京都賞は、創設以来20年が経過し、世界的に知られるようになってきました。この京都で生まれた京都賞には、「科学技術の分野と人間の精神面の両方の分野が、車の両輪のようにバランスよく発展してこそ人類が幸せになる。」という理念があります。
 毎年11月9日から始まる約1週間の「京都賞ウィーク」では、授賞式のほか、一般の人たちへの記念講演会や専門家を交えたワークショップも行われます。また、受賞者が京都市立堀川高校などで行う特別授業は、生徒たちを世界の英知に直接触れさせることにより、科学への興味をわき起こさせる機会づくりにもなっています。



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