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らの報告です。)
暫く阿修羅を見ていませんでしたが、たくさんの板ができていて驚きました。
医療崩壊の板中でのいくつかの投稿を読み、現場を知らない官僚たちが 医者や患者無視の政策を進めたため 悲惨な結果になっていることを知りました。
現場を知らない官僚、役人による政策作りは、どの分野でも大きな問題なのですね。
この現場無視の政策は 教育界でも深刻だと思います。
久しぶりに日本にもどり、また公立学校の教壇に帰りましたが、以前よりたいへんになっているのでは と感じています。
どこの板だったか、依願退職する教師が増加しているとか、心を病んで教師を辞める先生が増加しているとの記事がありました。さもありなんです。
私も昔は教師の仕事が楽しかったんですが、今は毎日が辛いです。
すごくいや というほとではなくても 楽しいなんて思ったことはありません。
まあ私個人の気持ちはともかく、今の学校は変なことだらけですね。
まず、先生がしょっちゅういないのです。出張やら研修やらで 本当にいない。月に5回くらいいないのではないでしょうか。多い人で10回くらいいないときもあります。
教師本来の仕事なのかな、と思われる部活動の関係の出張なんて 本当にやめて欲しいですね。
クラスが落ち着かない理由の一つだと思います。
そうそう、社会科の授業は週3回になったのですね。昔は4回だったのに。
で、授業数がへったからには教科書の内容も減ったのかな と思ったら大間違い。教える内容は前といっしょ。特に歴史は減らしようがないのでしょう。
いや、歴史は増えていっているのだから (昭和時代がもう歴史)内容は逆に増えている。
で、どういうことになっているかというと、例をあげると、
壇ノ浦の合戦と鎌倉幕府のしくみと承久の乱を一時間(50分)で教えろ、となっている。
ゆえに、昔ならできた、歴史裏話とか、事件を深く掘り下げて考える、なんて絶対むり。ただ、歴史用語の羅列、暗記しろと教える事で精一杯。
こんなのあり??? 学校によってすごい格差でしょうが、ただでさえ、寝不足で勉強嫌いで 将来の大きな目標もなく、授業なんかろくに聞いていない生徒が多いのに、幽霊談や 恋愛話やら、暗殺やら 歴史のおもしろい話をする余裕もないのが、現場の実態です。
これとあわせて、本当に現場を知らない”奴ら”が考えたと思われるものに、選択授業があります。
これについては、また機会があったらにしたいと思います。