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「県庁、組合腐っていた」 厳しく批判、岐阜地裁【中日新聞】
2007年6月29日 19時17分
岐阜県庁の裏金問題で、元県職員組合副委員長の木下三千男被告(50)に有罪判決を言い渡した岐阜地裁の山本善平裁判官は29日、判決理由で「岐阜県庁も組合も組織として腐っていた」と厳しく指摘した。木下被告は記者会見し「厳粛に受け止める」と話した。
山本裁判官は、組合への裏金の集約を主導した県庁の当時の幹部らについて「裏金の存在を隠ぺいするために悪知恵を働かせ、監査の及ばない組合に押し付けた」と述べた。
幹部が裏金を遊興費に使った点にも触れ「公金をくすねてただ酒を食らうという公僕としての志を欠いた卑しい行為を長年平気で続けてきた。県庁も組合も組織として腐っていたとしか言いようがない」と非難した。
木下被告に対しては、全額を返還し、懲戒免職などの社会的制裁を受けていることなどを執行猶予の理由に挙げた。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007062901000556.html