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(回答先: ICタグで児童見守る新システムの試み今秋開始へ/横浜 (神奈川新聞) 投稿者 ウソ捏造工場 日時 2007 年 5 月 06 日 10:44:56)
http://bizmakoto.jp/bizmobile/articles/0606/07/news027.html
「おはよう」&ピッ!で安心――立命館小学校のハイテク児童証
FeliCaを利用した交通乗車券「PiTaPa」を使った児童証を使い、児童の安全を守っている小学校がある。子どもが今どこにいるのか、親も学校も自然に把握できるシステムとは?
2006年06月07日 11時33分 更新
「おはようございます」「おはようございます」
登校する生徒達が、立ち止まり、一礼して挨拶をする。今年4月に開校したばかりとはいえ、西の名門である立命館大学の附属小学校。児童達はみな、元気よく礼儀正しい。
そして立命館小学校の朝の風景は、ここからがユニークだ。子ども達は玄関ホールの両側に設置された4基のリーダー/ライターまで走り寄り、自分の児童証を“ピッ”とかざす。
「開校したての頃は、登校しても(児童証を)かざすのを忘れてしまう子どももいたのですが、今はみんな慣れましたね。もうすぐ児童達がたくさん登校してくるのですが、そうすると列ができますよ」
児童たちの挨拶を受けて、1人1人に声を掛けながら、立命館小学校の後藤文男校長が笑った。
2種類の児童証。PiTaPa型は電車にも乗れる
京都市北区にある立命館小学校は、今年4月に誕生したばかりの新設校。上には立命館の各附属中学と高等学校があり、立命館大学・大学院まで続く。初等教育から高等教育までの一貫教育制度を実現しているのがポイントだ。
さらに立命館小学校は、IT技術やサービスを学校運営や教育に取り入れていることも注目である。今回、筆者が取材したのはFeliCaを使った児童証システムであるが、他にも立命館小学校では、マイクロソフトのOrigamiこと「Ultra-Mobile PC」(特集参照)を授業に取り入れるなど、先進分野の取り組みに積極的だ。
現在、立命館小学校の児童証は2種類ある。ひとつはノーマルタイプの「FeliCa」を用いたもので、登下校の管理のみを行うタイプ。そして、もうひとつがスルッとKANSAIのポストペイ型乗車券「PiTaPa」(4月10日の記事参照)を用いたもので、こちらは登下校管理のみでなく、そのまま駅の改札でかざせば電車に乗ることができる。後払い方式なのでチャージをする必要はなく、子ども料金で、利用実績に応じて自動的に最適な割引料金が適用されるのもポイントだ。例えば、7月など夏休みで利用日数が少ない月は、プリペイドの定期券を買うと損をするが、PiTaPaならば自動的に回数券相当の割引率になる。
立命館小学校は私立校ということもあり、電車で通学する児童が多い。そのため大半の子どもたちが、後者のPiTaPa児童証を使っている。
立命館小学校の玄関ホールには、両側壁に4基のリーダー/ライターが設置されているが、朝の登校ピーク時には子ども達が“ピッ”をするために列を作る。とはいえ、かざすだけなので、今のところ混雑するというほどではない。
「今は(設立したばかりなので)3学年しか児童がいないのです。しかし、来年度から子ども達が進級し、新入生が入ってくれば児童数が増える。リーダー/ライターの増設もしなければ」(後藤氏)
今後の計画としては、子ども達の導線をスムーズにするため、靴箱の前にリーダー/ライターを増設するプランを考えているという。
学校側は出席確認、保護者にはメールが届く
立命館小学校がFeliCa / PiTaPa児童証を導入した背景にあるのは、子どもの安全に対するニーズの高まりがある。特に私立小学校では、低学年の子ども達が電車を乗り継いで登校してくる。親の不安は無視できない。
そこで保護者が安心できるサービスとして、児童達がFeliCa / PiTaPa児童証を学校でかざすと、自動的に親の携帯電話に「通学状況レポート」としてメールが送られる仕組みが用意されている。また、その一方で、学校側の出欠管理システムでも出席が確認できる。
児童が欠席する場合は、あらかじめ保護者からFAXで学校側に連絡することが義務づけられている。子ども達の登校が始まる前には欠席の登録が終わっているため、「子どもがきちんと登校したか」学校側も保護者もすぐに分かるのだ。
さらにPiTaPa児童証では、学校の登下校確認だけでなく、駅の入退場や乗り換え状況が、学校側で確認できるようになっている。例えば、子どもが乗り継ぎに失敗したり、下車駅を間違えたりしても、駅改札に児童証をかざした段階で居場所がわかるという。
社会環境の変化の中で、子どもの安全と保護者の安心は重要なキーワードになっている。その中で立命館小学校の児童証システムは、FeliCaが安心・安全分野でも大いに役立つことの好例だと言えるだろう。特に、スルッとKANSAIのPiTaPaを使った「学校と公共交通の連携」は、FeliCa プラットフォームの広がりと可能性をうまく使ったソリューションである。
関東でも、JR東日本のSuicaが公共交通分野のFeliCaプラットフォームとして普及しているほか、今年度には多くの学校を沿線に抱える私鉄各社がPASMOを開始する。FeliCaを軸にした「学校×公共交通」の連携ソリューションが実現しやすい土壌ができている。
子どもの安全はすべての親の願いであるだけでなく、少子化の中で社会全体の最重要なニーズである。私立校もちろん、公立校においても、公共交通をはじめとするFeliCaの広がりを積極的に活用して欲しいと思う。
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ハイテク児童証 といい、百ますターベーション計算といい、ここは見えない首輪につながれた奴隷の早期教育を行う小学校だったのか。