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(回答先: 馬毛島所有会社が米艦載機の訓練誘致、地元は当惑(読売新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 1 月 06 日 13:09:10)
http://kyushu.yomiuri.co.jp/local/046/046_08010601.htm
在日米軍再編に伴い、建設地の選定が進んでいる空母艦載機の夜間離着陸訓練(NLP)施設の最有力候補地に浮上した西之表市の馬毛(まげ)島。これまで同市や中種子町などの周辺自治体は訓練移転の反対決議をしており、今後、始まると見られる国と地元の協議では難航も予想される。
NLPを巡って同市では12月議会で、島の約99%の土地を所有する「馬毛島開発」(西之表市、立石勲社長)が誘致を表明し、廃置分合による同市からの離脱についても打ち出している。
今回の動きについて、市内で自営業の男性(43)は「市民感情として、米軍の訓練といったきな臭い話には断固反対だ。馬毛島まで約12キロ離れていると言っても、静かな夜間には騒音が届いてくるのではないか」と指摘。馬毛島周辺ではトコブシなどの巻き貝が捕れる好漁場もあるといい、「もし訓練が始まれば、漁にも影響が出るかもしれない」と懸念していた。
一方で、訓練誘致に伴う経済効果を期待する声もある。地元の建設業関係者は「自治体の財政悪化などで公共工事が減って地元は疲弊しているのも事実。どれだけ仕事が入るのかは分からないが、訓練地の整備などで地元に仕事が生まれるならば業者も潤う」と期待を寄せている。
市民団体「馬毛島の自然を守る会」(30人)の長野広美事務局長(51)は「島の生態系の維持などを考えると断固反対」と主張する一方、市の厳しい財政状況についても触れ「『国からの財政補助があれば、迷惑施設でも受け入れやむなし』との声が高まる危険性もある。そうならないように反対の意思を貫き、呼びかけていかねば」と話していた。
同市の長野力市長は昨秋、反対決議を防衛省に伝えている。その際、対応した担当官は「移転についての検討はされていない」と回答したという。
長野市長は「議会の決議は民意であり、市として反対の姿勢に変わりはない」と強調。補償の提示なども想定されるが、「そうしたことは交渉があってからの話。現段階ではコメントできない」と話している。
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