★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK45 > 825.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 1月改造見送り 首相「通常国会 現閣僚で」(産経新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 1 月 04 日 18:44:52)
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/080104/plc0801041809007-n1.htm
2008.1.4 18:09
福田康夫首相は、年末に意欲を示していた1月の内閣改造を見送る判断に傾いた。臨時国会閉会と通常国会開会がきびすを接する窮屈な日程を理由に挙げたが、内閣支持率低下を打開するために人心一新を図ったとしても、人事をめぐる自民党内の不満の噴出は避けられないうえ、新閣僚の「政治とカネ」の疑惑も露見しかねないとの懸念が二の足を踏ませたとみられる。守りに徹する首相の「ブレ」も浮き彫りにした。
首相は4日の年頭記者会見で、昨年末に一斉に「内閣改造検討」と報道されたことについて「どなたのいたずらか知らないが、私の意に反することだ」と言ってみせた。
改造について首相は昨年12月29日に訪問先の中国で同行記者団に「白紙だ」と前置きしたうえで、「正月を過ぎたら考える。党内にもいろいろご意見がある。そういうご意見はごもっともなことだ」と述べていた。このとき首相が改造に前向きだったことは確かだ。
就任100日を過ぎても「福田カラー」を出せず、自民党内には「何をしたい内閣なのか分からない」(閣僚経験者)といった批判が渦巻く。福田カラーを鮮明にするには、安倍前内閣をほとんど引き継いだ現閣僚に不満はなくとも、「自前の内閣」で政権運営にあたるのが最適というわけだ。
通常国会前の改造を見送れば、次のタイミングは平成20年度予算成立後の4月が想定される。ただ、3月末には政権公約としていた年金記録の統合が不可能であることがいよいよ確実となる。さらに国会では道路特定財源である揮発油税の暫定税率を延長する予算関連法案などをめぐって与野党対立が激化し、情勢が今以上に緊迫することが否定できない。
ゆえに年初の改造は絶好のチャンスでもあった。だが、首相は、予算案審議の直前に予算編成を担った閣僚を大幅に変えれば、答弁準備の時間も短く、野党に批判の口実を与える可能性もあることなどから、決断しなかった。
自民党閣僚経験者は「首相は悩み続けている。改造に踏み切れなかったのは自信のなさの表れではないか」とも指摘する。「改造で政権浮揚へ」との選択肢を封印した首相にとって、茨(いばら)の政権運営が続くことになりそうだ。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK45掲示板
フォローアップ: