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[新世紀人のお断わり]
本日、見出しの週刊現代を目にして驚いたので真偽はふめいながら重要情報なので重要部分と思われるところを時間を割いて転載しておきます。
詳しくは記事そのものを見てください。
(前略)
本誌は、ロシアでアジア方面を担当する高位の外交当局者へのロング・インタビューに成功した。以下、この外交官の衝撃の告白をお届けする。
(前略)
そもそも、なぜわが国が厖大な労力を費やして日本人拉致被害者の調査などやるのかということからお話しします。それは、日本人の拉致問題、特にその象徴的存在である横田めぐみさんの安否情報が、日朝国交正常化に直結し、日朝国交正常化はロシアの極東における国益に直結するからです。つまり、日本人の拉致問題は、われわれロシアの問題でもあるのです。
(中略)
…ロシアは、1948年の北朝鮮建国以来、60年にわたって後見役を務めてきました。長年築き上げてきた多方面にわたるルートを使えば、北朝鮮という狭い国土に住む外国人(日本人拉致被害者)の安否を確かめることなど、それほどの困難ではないのです。
(中略)
彼女は'77年、13歳の時に、新潟県の海岸で拉致された後、極めて優秀だったため、'80年代に入って、金正日政治軍事大学の教員に抜擢されました。
金正日政治軍事大学は、平壌市内にある特殊工作員の養成学校で、北朝鮮国内でも、その存在は秘中の秘です。
(中略)
金英男氏と平壌で結婚し、ウンギョンさん(ヘギョンさん)を産みました。めぐみさん一家の生活は、一般の平壌市民に較べれば格段に優遇されたものでした。200万から300万人が餓死した'90年代半ばの「苦難の行軍」と呼ばれた時代でも、めぐみさん一家は飢えとは無縁でした。
(中略)
そして「遺骨」なるものまで渡し、拉致問題を終わりにしようとしたのです。
しかし、これは北朝鮮当局による完全な偽装報告です。「遺骨」に関しては、日本のDNA鑑定技術を甘く見ていたのです。日本側に渡した「遺骨」は、北朝鮮で極端に不足しているガスを使って何度も焼かれていましたが、このような事は通常の火葬の場合、絶対に行いません。
(中略)
我々の調査によれば、めぐみさんは百パーセント間違いなく、'01年までは金正日政治軍事大学の教員をしていました。しかし、前述の”グループ分け”の結果、めぐみさんは新たな「名前」と身分証明書を与えられ、平壌から地方に移住させられたのです。
今回の調査の結果、めぐみさんはいまだに、’01年に移住させられた場所で暮らしていることが、ほぼ確認できました。そこは隔離された一軒屋で、彼女は軟禁状態に置かれた形で一人暮らしをしています。彼女には何人もの専属監視員がついていますが、…。
(中略)
彼女は健康状態も精神状態も良好で、毎日自炊し、よく睡眠をとり、ヒマな時には手芸も楽しんでいます。
(中略)
興味深いのは最近、日本人拉致に関わった北朝鮮当局者の一部から、「横田めぐみの日本引渡しを日本との国交正常化の切り札にしよう」という動きが出ていることです。めぐみさんばかりか、他にも何人もの拉致被害者が北朝鮮で生存しています。こうした北朝鮮国内の新しい動きが実現して、一刻も早く、生存している拉致被害者が全員帰国を果たせればと思います。
(中略)
福田政権は、生存している拉致被害者の生還のために、ロシア政府とも協力を図るべきではないだろうか。
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