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(回答先: 軍関与の記述復活 沖縄戦集団自決 『強制』は認めず(東京新聞) 投稿者 gataro 日時 2007 年 12 月 27 日 09:29:35)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007122702075376.html
【社会】
【関連】『強制』の溝大きく 教科書訂正申請 『検定意見撤回すべき』
2007年12月27日 朝刊
(写真省略)
記者会見する「教科書検定意見撤回を求める県民大会」実行委員。左から2人目は仲里利信委員長=26日午後、東京・永田町の衆院第1議員会館で
沖縄戦の集団自決についての教科書記述で二十六日、日本軍による「関与」の記述が復活したことに、沖縄県関係者からは「踏み込んだ内容になった」と前向きに受け止める声が上がった。一方で教科書執筆者などからは「軍の強制性を削除した検定意見が撤回されなかった」として、文部科学省の姿勢を批判する声も上がった。
検定意見の撤回を求めてきた沖縄県民大会の実行委員長の仲里利信県議会議長はこの日、都内で会見し「自決に至った背景まで記された。検定意見は自動的に消滅したと考えている」と安堵(あんど)の表情を見せた。
ある教科書会社の編集者も「当然の良識」と、沖縄県民の抗議を受けて記述の変更を認めた同省の対応を評価した。「従来の教科書より軍の強制性が弱まったが、生徒が沖縄戦の事実を学ぶ取っ掛かりにはなる」
だが、手放しで歓迎しているわけではない。訂正申請後の教科書調査官とのやりとりで、「関与はいいが、強制や命令は認められない」とはっきり言われたという。「手りゅう弾を渡された人の立場になれば、実態は強制だ」との思いは残る。
実教出版の教科書執筆者である石山久男歴史教育者協議会委員長も十一月の訂正申請では「強制」と記述していたが認められず、「強制的な状況」と不自然な表現になった。「検定意見は明確な根拠もなく軍の強制性を否定しており、訂正申請でもそれに矛盾しない範囲の記述しか認められなかった。来年度以降も訂正申請を出し続ける」と話す。検定審が示した「指針」についても、「軍の強制について書かせないためのもので、検定審がここまで教科書の内容に踏み込むべきではない」と批判した。
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