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兵糧攻め(或る浪人の手記から)
http://www.asyura2.com/07/senkyo45/msg/558.html
投稿者 忍 日時 2007 年 12 月 24 日 16:27:05: wSkXaMWcMRZGI
 

(回答先: 水と狂乱物価とカイカク真理教(或る浪人の手記から) 投稿者 忍 日時 2007 年 12 月 24 日 16:06:19)

豪州や支那各地、更には米国など、世界各地で起こっている干ばつ、そこに加えて、小麦を原料とするバイオ燃料などが絡んでおり、当然の事として予測されていた訳ですが、小麦の価格が高騰している模様ですね。


4月から小麦30%程度値上げ、国際価格高騰で

 農林水産省は19日、政府が製粉会社に売り渡す輸入小麦の価格を来年4月から、大幅に引き上げる見通しを明らかにした。

 小麦の国際価格が高値で推移しているためで、値上げ幅は少なくとも30%程度になるとみられる。パンやめん類などの小売価格のさらなる値上げにつながる可能性がある。来年4月からの売り渡し価格は、今年6月〜来年1月の取引価格の動向を反映して決められる。

 農水省によると、6〜10月に政府が購入した輸入小麦の価格に、農家への補助金分などを上乗せすると、10月からの売り渡し価格を30%近く上回っている。小麦価格は11月以降さらに上昇しており、値上げ幅が拡大する公算が大きい。

 小麦の売り渡し価格は今年10月に10%値上げされたばかりで、これに伴い、山崎製パンが12月1日出荷分から食パンや洋菓子などの希望小売価格を平均8%値上げしたほか、日清食品が「カップヌードル」など即席めんを来年1月から7〜11%値上げすると発表している。

 日本は小麦需要量の約9割を輸入小麦に依存している。輸入小麦は商社を通じて政府が全量を買い取り、国内農家への補助金の財源分などを上乗せして、製粉会社に売り渡す仕組みになっている。

(2007年12月19日 読売新聞)

 ま、それでも未だ、売ってくれてる内はまだ良いですが、この状況が更に悪化を続け、何処の国も自国の取り分で精一杯、日本に売る分なんて無い、となった時、一体どうするつもりなんでしょうかね、「食糧自給率なんて幻想だ」とか喚き散らしているスカタンどもは。

 どうせ、どうする事も出来なくて、これまでの己等の主張もすっかりと忘却の彼方へと追い遣り、ご批判を始められるのでしょうなぁ、あのエラいセンセー方は。

 ま、そんな阿呆の代名詞のようなエラいセンセー方の事は、取り敢えず置いておくとして、差し当たっての問題は、この小麦の高騰が、ただでさえ自民党の悪政に喘いでいる庶民の財布を、更に直撃する事だと言えます。

 しかし、本来ならば、我々日本人の主食はこの小麦では無く米の筈で、痛い出来事である事は回避出来ないにしても、米の生産量がきちんと確保出来ていれば、普通に乗り切れるレベルの出来事だと言えるのですが、そこは流石の外国の犬、政府自民党様で、価格が上がっても庶民が小麦を買わざるを得ないよう、きちんと手は打っておいでです。


08年産米生産数量 全市町 07年下回る

 福井県とJA県中央会は18日、「米政策に係る市町・JA等合同部課長会議」を福井市の県農業会館で開き、2008年産米の市町別生産目標数量を各市町に示した。国から県に示された生産目標数量が前年比1・2%、1620トン減だったことを受け、すべての市町で前年よりも下回った。市町の生産数量に増減を加える「傾斜配分」は生産調整(減反)を確実に実施するため、前年と同じ12%で算定された。

 市町別の生産数量は、対前年比で大野市が0・3%減、越前市は0・5%減と低く、昨年、唯一前年と同数量とされた池田町は0・8%の減少に転じた。最も生産量の多い福井市は1・2%減。敦賀市と高浜町のほか、コメどころの坂井市は2%台の減少率となった。県は「主に担い手の集積の伸び率が大きかったところが減少率が低い」とみている。

 配分方針は、07年産の生産数量配分実績の「基本部分」が全体の88%、品質の高いコメ作りの推進と効率的な農業経営を育成する要素で算定する「傾斜配分」が前年と同じ12%だった。内訳は一等米比率が7%、集落営農組織や認定農業者など担い手の経営面積が5%。

 県は「米価が大幅に下落し、営農継続に対する稲作農家の不安が高まっている中で、稲作への意欲を高め生産調整を確実に実施し、品質の良いコメ作りに取り組めるようにした」と説明した。

 今後、市町やJA、農家らでつくる「地域協議会」で配分する際のルールが決められ、JAが数量を算出する。2月にも集落や農業者に通知される。

(2007年12月19日 福井新聞)

 世界各地の干ばつ減少、バイオ燃料の精製など、昨日今日始まった事でも無く、小麦の国際価格の高騰など、小匙一杯の脳味噌があれば予想出来た筈の出来事であり、普通ならばそれに備えて、国内における穀物の生産量を増やしていて然りだと言える筈です。

 にも関わらず、この結果、別に異常気象や不測の事態に襲われた訳でも何でも無く、きちんと計画通りに進めてこの結果という事は、政府の連中が、自民党の連中が何を考えて行動しておるのか、実に良く分かろうというものです。

 まあ、要するに、「オマイらが困窮しようとも喘ぎ苦しもうが、アングロサクソン様やチュウゴク様の為に、彼らの国で生産された小麦を買いなさい」という事ですわな。

 いやあ、愛国者のミナサマが挙って支持している政党だけに、実に愛国心溢れる、素晴らしい政党ですねぇ。

 まあ、「愛している国は、自国では無く他国だった」という素晴らしいオチ付きですけど。

 ところで、食料問題と言えば、これもそのカテゴリーの一つです。


豪政府、日本の捕鯨船と環境団体に慎重な行動を要請

【12月19日 AFP】 オーストラリア政府は19日、南極海へ向かう日本の捕鯨船とその活動を監視しようとする環境保護団体の両者に対し、「洋上での対決は一歩誤れば死亡事故につながる」と警告し、抑制を求めた。

 日本の捕鯨活動を監視するために、豪政府が非武装の税関巡視船と偵察機を派遣する方針を発表した席で、スティーブン・スミス(Stephen Smith)外相は「該当する地域は豪州本土から数千キロ離れた洋上。こうした地域で不測の事態が起これば、救出の可能性は極めて低く、不運な死傷事故となる可能性が非常に高い」と警告し、捕鯨船側と環境保護団体側の双方に慎重な行動を要請した。

 スミス外相によると、豪政府の巡視船「Oceanic Viking」号は、「クジラの殺りく」が起こっている現場へ向けて2、3日以内にウエスタンオーストラリア(Western Australian)州のフリマントル(Fremantle)港を出港する。国際裁判所への提訴などを視野に入れ、オーストラリア南極局(Australian Antarctic Division)の派遣するジェット機エアバスA319とともに捕鯨船団の活動に関する証拠収集を行う。

 一方、国際環境保護団体グリーンピース(Greenpeace)と反捕鯨団体「シー・シェパード(Sea Shepherd)」は、捕鯨船の妨害を目的に南極海に船舶を派遣している。グリーンピースは非暴力の抗議活動を約束しているが、シー・シェパードは過去に日本の捕鯨船に体当たりしたことがある。(c)AFP

(2007年12月19日 AFP)

 毎度お馴染みの基地の外、オセアニアのチュウゴクこと豪州のミナサマですが、政府の抑制を求めたコメントなど、どせポーズに過ぎず、見事なまでにアクロバットな基地の外さ加減を、またぞろ見せ付けてくれそうな気配プンプンです。

 と言うか、大体、この馬鹿豪州政府は、ついこの間、日本の捕鯨船を監視する為に海軍を派遣するなどと、基地の外の向う側な事を言っていた頭が平和な連中な訳で、この「両者に抑制を求めた」というのも、日本にだけ要求したのでは、多少なりとも対外的にばつが悪いから、取り敢えず自国の団体にも言っておいた、とかそういう事なのでしょう。

 で、この捕鯨問題ですが、「問題は日本人がクジラを食べたがっている」とか、「クジラは大きいから、食糧危機対策に有効かも知れない」とかそういう表面的な事では無く、あの馬鹿でかい生物が、保護されて過剰に増え過ぎると、それだけクジラの食料も必要となるという事で、海の魚などが減少して、当然のように漁獲量も少なくなっていく、という事が一番の問題な訳です。

 そうなると必然、海産物の代替となる物が必要となってくる訳で、畜産が決して盛んとは言えない我が国は、捕鯨に反対しとる基地外ども、アメ公やクソオージーどもからの牛肉を始めとする畜産物を輸入をより多くしなければならなくなってくる訳ですね。

 こうして、我が国の食料の輸入依存体質は、日々強化されていっとる訳です。

 こんな基地の外に住まう連中の基地の外な要求に、唯々諾々と従う基地の外な政党には、一刻も早い国政からの退場を求めるのが、本当の愛国心というものでしょう。

或る浪人の手記
http://restororation.blog37.fc2.com/blog-entry-1052.html

国際連合の地下に核爆弾情報
http://blogs.yahoo.co.jp/true_love_of_gabriel

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