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2007/12/19
在日米軍再編の重要な柱の一つとされてきた米陸軍第一軍団前方司令部の発足式が十九日、在日米陸軍キャンプ座間(座間、相模原市)内のフィットネスセンターで行われた。再編協議開始から四年九カ月、最終報告からは一年七カ月が経過。ようやく再編計画が具体化した形だが、招待を受けた県知事や周辺自治体の首長は欠席。会場外のフェンス沿いに反対する市民が詰め掛けるなど、地元の理解を得ないままの船出となった。
同日午後三時から始まった発足式には、第一軍団司令官のチャールズ・ジャコビー中将や前方司令部要員十九人、米軍人約四十人に加え、折木良一陸幕長や中央即応集団司令官の山口浄秀陸将ら陸自関係者約四十人を含む来賓約百六十人が出席した。
式典で、ジャコビー中将は「同盟国である日本で前方司令部を設置し、関係を強化できることは司令官として大変名誉なこと。軍団の旗を日本の未来に向かって掲げ日本とともに前進していく」とあいさつし発足の意義を強調した。
在日米陸軍広報室長のジェームズ・クロフォード少佐は「日米安保に基づき、われわれの責務を果たすための戦闘部隊。日本の防衛および周辺事態に対応できるような任務も併せ持つ」と役割を説明した。
当初、式典会場は屋外運動場を予定していたが「市民団体の抗議がある」(米軍関係者)などとして、急きょ屋内に変更された。発足式が地元の反対を押し切る形で行われたことで、より一層の反発が予想される。式典後の会見で、地元自治体の反対について問われると、ジャコビー中将は「われわれを歓迎していない人がいるのはわかっている。今後関係を良くしていけると確信している」と述べた。
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