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(回答先: 生物偵察車も「高値買い」 防衛省、山田洋行の子会社から(東京新聞) 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 11 月 23 日 09:53:49)
山田洋行子会社の車両見積もり 納入時3億円上乗せ(東京新聞)
2007年11月23日 朝刊
守屋武昌前防衛事務次官への過剰接待が明るみに出た防衛専門商社「山田洋行」の子会社で、防衛専門商社「日本ユ・アイ・シ」(東京都港区)が輸入する生物剤検知装置を搭載した生物偵察車を、防衛庁(当時)が二〇〇四年度の予算額より三億三千万円高い十五億六千万円(四台)で購入していたことが本紙の調べで分かった。防衛省は水増し請求の疑いもあるとみて検知装置製造元の英国「スミス・ディテクション社」に問い合わせることにしている。
生物偵察車は炭疽(たんそ)菌やボツリヌス菌などの生物剤を検知する陸上自衛隊の車両で、〇四年度から調達を開始した。調達先の候補となった米国、英国、ドイツの検知装置のうち、全自動検知が可能だった英スミス社の製品を搭載した車両四台を十二億三千万円で購入することを決め、同年度予算に計上した。
ところが、契約段階になって日本ユ・アイ・シは(1)英側がソフトウエアの開発分担金を求めてきた(2)日本製トラックに載せるには改造が必要−との理由から価格を上げ、防衛庁は四台を十五億六千万円で随意契約した。予算額と比べ、一台当たり八千万円以上、四台で計三億三千万円高く支払った。
日本ユ・アイ・シは航空機部品を販売する米UICの海外法人だったが、〇四年六月、山田洋行の100%出資会社になった。防衛庁が見積もりを受け取った時点では米企業の海外法人、契約時には山田洋行の完全子会社だったことになる。
検知装置は、英スミス社から山田洋行の欧州子会社「ヤマダヨーロッパ」(ドイツ・フランクフルト)を通じて日本ユ・アイ・シが輸入。日本製鋼所がトラックに搭載して生物偵察車になる。
高値買いで予算不足に陥った発注元の陸上幕僚監部武器・化学課は、陸幕各課から必要額を集めて契約。担当の化学室長だった一佐は、さいたま市の化学学校教育部長に事実上、更迭された。
価格高騰の理由について、陸幕武器・化学課は「日本ユ・アイ・シから『予算見積もりの段階で英スミス社の手違いがあった。そのせいで英スミス社の担当幹部はクビになった』と聞いている。化学室長は普通の異動」と説明している。防衛省は水増し請求がなかったか確認するため英スミス社に販売価格を問い合わせるという。生物偵察車は〇四年度に購入した一台三億九千万円が基礎となり、〇五年度は四億四千万円、〇六年度は四億八千万円で契約した。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2007112302066705.html
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