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小沢氏「単独過半数 非常に厳しい」(日経)…憂鬱を正直に語る小沢は強靭な政治家だ。
http://www.asyura2.com/07/senkyo44/msg/254.html
投稿者 新世紀人 日時 2007 年 11 月 15 日 13:48:34: uj2zhYZWUUp16
 

(回答先: [武部の口から衆院選後の「政界再編」の話が出た] 武部勤元幹事長「大連立終わっていない」(日刊スポーツ) 投稿者 新世紀人 日時 2007 年 11 月 15 日 13:02:47)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20071113AS3S1302S13112007.html
小沢氏「単独過半数 非常に厳しい」

記者会見する民主党の小沢代表=13日、東京・永田町の党本部〔共同〕

 民主党の小沢一郎代表は13日の記者会見で、次期衆院選について「大目標は単独過半数だが、非常に厳しい」と指摘した。「次善の策は野党で過半数。三善の策は衆院で第1党」とも語った。小沢氏は従来、民主で過半数を確保するとの目標を掲げていたが、勝敗ラインを引き下げた格好だ。

 一方、民主は同日、衆院選対策本部(本部長・小沢一郎代表)を正式に発足させた。鳩山由紀夫幹事長は同日の常任幹事会で「年内の解散総選挙を見据え、必勝を期して本格的に選挙準備を進める」と強調した。(22:49)


[新世紀人コメント]

巷間、小沢のことで噂や論評の花盛りである。
小沢の評価を下げる論評が多いようであるが、小沢の力量と性情を見た故ではなく、外面の彼の姿から論評したものが殆どであるようだ。
ちかぢか私もささやかな小沢論を提示するつもりではいるが、
ここでは、ほんの少しだけ彼について書いておきたい。
小沢は来るべき政界再編を、それを他人(自民党や世間)が大連立と言おうが言うまいが、自分にとって最高に有利な状況下において迎えたいと考えているだろう。
であるから、ナベツネ(とされているが)などから持ち出された「連立話」を「そんなものはおかしくて飲めるかい」との本音で蹴ったのであろう。
彼は自らが率いる民主党で政界再編の主導権を獲りたいのだ。
「連立話」が自らに不利になるように滓塵(マスコミ)で宣伝され始めたので、
民主党代表辞任という大芝居の”大勝負”に出た。
こんな大勝負を打てる勝負師・戦人は滅多にいない。
まことに”大天才政治家”である。

小沢の評価を下げる作用をしている要素の一つには彼の信条・イデオロギーがある。
「二大政党制」イデオロギー
「国連中心主義世界秩序」イデオロギー
が代表的なものであるが、
しかし、彼を『思想家』として誤解してはいけない。
彼は体系的思想を生きる思想家ではない。
彼は本当は思想と言えるほどのものに立脚する政治家ではない。
彼は「天才的本能的感覚を備えた戦略戦術家としての政治家」であるに過ぎない。
それが証拠に、
彼の信条とする二大イデオロギーは二つとも現実には破綻している。
日本政治は二大政党が交互に政権を担当する力などはなく、多党制による合議制が望ましい姿は変わらないのだ。
米国の国連に対する敵対的対応によって国連中心主義では世界平和を招く事が出来ないのが現状だ。
小沢の二大イデオロギーは何れもが吹っ飛んでしまっているのが本当のところだ。
小沢本人がこの事に気づいていない事がいみじくも「小沢が実は思想家ではない事」を表わしている。
小沢は二大イデオロギーをその都度に都合よく使っているだけの事だ。
小沢の本態は、実は「政治のニーズを感知して政治を行う天才政治家である」のではないのか。
であるから、不倒翁の立ち上がってくるのだ。
今後の小沢は見ものだろう。
倒れてゆくか?(多数意見のように)
または、
今後も「豹変する」のか?

少しの積りが思わず長くなってしまった。


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