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http://www.asahi.com/national/update/1115/TKY200711150002.html
オウム真理教元代表・松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(52)が、長期間にわたって拘置所に収容されていることで重い精神障害の状態にあるとして、日本弁護士連合会は、東京拘置所に対して適切な医療措置をとるよう勧告した。勧告は6日付。外部の精神科医による診察を受けさせ、薬物療法や医療刑務所での治療などを速やかに実施するよう求めている。
日弁連の人権擁護委員会が、05年9月に控訴審の弁護人からの人権救済申し立てを受け、松本死刑囚と面会した医師の意見書を分析するなど調査を進めていた。
調査を担当した弁護士らも今年1月に直接、松本死刑囚に面会。頭髪は短く刈られて顔色は白く、胸や頭をかくしぐさを繰り返していたという。健康状態や家族、教団のことなどを尋ねてもほとんど無言で、ときどき「うーっ」「ヒッ」などと声を発するだけ。意思の疎通はいっさいできなかったという。
松本死刑囚は裁判で、精神鑑定をもとに訴訟能力があると認定された。委員会の調査報告書は、長期間の拘束で生じる「拘禁反応」に対する精神科的な治療が拘置所で行われた形跡はないと言及。「憲法は個人の尊厳などをすべての人に保障しており、訴訟能力の有無とは関係なく、最低限の治療は必要だ」と指摘している。
松本死刑囚は95年5月に逮捕された。最初のころは法廷で発言していたが、しだいに不規則発言をするようになり、弁護人との接見でも話さなくなった。死刑は昨年9月に確定した。
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