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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000018-jij-int
湾岸諸国が核燃料一括生産案=イランも関心−サウジ外相
11月2日6時0分配信 時事通信
【カイロ1日時事】サウジアラビアのサウド外相は1日、中東経済誌ミドルイースト・エコノミック・ダイジェストに対し、サウジなど湾岸協力会議(GCC)6カ国がウラン濃縮を行う多国籍コンソーシアム(企業連合)を設立し、イランをはじめ、原子力発電所建設を希望している中東各国に核燃料を供給する計画を立案したことを明らかにした。同誌がウェブサイト上で報じた。
中東では、独自のウラン濃縮を進めて核兵器開発疑惑が強まっているイラン以外にも、サウジ、エジプト、モロッコなどアラブ諸国が原発建設に意欲を示しており、軍事転用可能な核技術の拡散の恐れが高まっている。
最終更新:11月2日6時0分
http://www.nishinippon.co.jp/news/wordbox/display/985/
核兵器用の高濃縮ウラン
自然界に存在するウランは、ウラン238が99・3%、核分裂を起こすウラン235が0・7%の割合で混在、このうちウラン235の濃度を人工的に高めたウラン。原子力発電では3―5%程度の低濃縮ウランが使われ、濃度20%以上を一般的に高濃縮ウランと呼ぶ。原爆は最終的に99・999%まで濃縮する。濃縮ウランをつくる方法としてガス拡散法、遠心分離法、レーザー法などがある。
イラン核査察 ウラン濃度は核兵器級 「70%以上」 IAEA検出分
(2003年11月01日掲載)
【ウィーン1日共同】イランの核開発問題で、国際原子力機関(IAEA)がイラン・ナタンツの核施設などから検出した高濃縮ウランは濃度が70―80%台と、核兵器に用いられているものと同じ非常に高いレベルであることが一日、分かった。複数のIAEA関係筋が明らかにした。IAEAはこれまで濃度について、20%以上としか明らかにしていなかった。
IAEAは現在、高濃縮ウランの出所について追跡調査をしているが、今後、出所が解明されない場合、イランが核兵器レベルまでウランを濃縮する技術を有している疑いが強まり、IAEAとの保障措置(核査察)協定違反の認定もほぼ確実となる。イランへの国際圧力が強まりそうだ。
イラン政府は十月二十一日に英国、フランス、ドイツの三カ国外相とウラン濃縮計画の停止などを合意し、IAEAへの協力を約束。IAEAへの全面協力を求めた決議の履行期限が十月三十一日だったが、この合意でイランと国際社会の対立は当面回避されている。
IAEAは今年六月、八月の環境サンプル調査で、ナタンツの核施設とテヘラン近郊のカライ電気工場の二カ所で、それぞれ複数のサンプルから微量の高濃縮ウランを検出した。
これに対しイランは「濃縮ウランは外国から輸入した中古のガス遠心分離機に付着」と説明、十月二十三日にIAEAに提出した報告書には機器の購入先を「外国の仲介業者」と記載した。
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●軍事転用の疑い強まる
【ウィーン1日共同】国際原子力機関(IAEA)がイランの核査察で検出した高濃縮ウランが核兵器級のものだったことで、イランが平和目的で輸入した核物質を軍事転用し、原爆などの製造に乗り出していた疑いが強まった。
現在、IAEAはイランの協力を得て高濃縮ウランの追跡調査を進めている。しかし最終的にイラン側の「輸入した機器に付着していた」との主張が裏付けられない場合、イランの核兵器開発疑惑は残ったままとなり、IAEA理事会が近い将来に核問題の国連安全保障理事会付託を決める可能性は高い。IAEAのエルバラダイ事務局長はこれまでに再三、高濃縮ウラン問題の解明を査察の最優先課題と強調してきた。これは濃縮ウランが核兵器級である以上、問題を放置したままではイラン側の平和目的による核開発との主張は意味をなさないからだ。
[新世紀人コメント]
イランやサウジなどの産油国で原子力発電を目指す事自体が”皮肉”であるが、要するに国威を示す為とイスラエル・米国への対抗の為であろう。
イスラエルが核兵器を保有しているのは、アラブ・ペルシャのイスラム諸国への強圧の為である。
しかし今回のサウジの計画は中東においてイスラエル・米国の「爆撃標的」を建設することに繋がるのであり、所謂親米諸国の政情不安が現実化すれば直ぐに爆撃ミサイル攻撃が行われても不思議ではない。
むしろ、中東において核爆弾の爆発または核施設の爆破による核汚染を引き起こす計画上の誘導である可能性を疑わなければならない。
「中東で核爆発を起させてはならない!!」
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