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(回答先: 政官界ワイド(1)(読売ウイークリー) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 10 月 30 日 11:53:19)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071030-02-0202.html
政官界ワイド(2)
2007年10月30日 読売ウイークリー
小沢一郎が平沢に放った最強美人刺客
永田町で「岡山の“姫の虎退治”の再来になるのでは――」とささやかれているのが、東京17区(葛飾区、江戸川区の一部)。ワイドショーに多数出演し、知名度抜群の現職、平沢勝栄氏(自民)に民主党が独身の“女刺客”を立てたからだ。
平沢氏に挑戦状をたたきつけたのは早川久美子・葛飾区議(36)。美人にしてスタイル(167センチ)も抜群、趣味はサーフィンで、昨年6月には写真誌「フライデー」の袋とじ企画で水着姿を披露するなど、話題性も十分だ。
区議2期(6年)の実績もあり、前回選挙(2005年)はトップ当選を果たした。早川氏が言う。
「私は生まれも育ちも下町・葛飾。大学は米国(カリフォルニア州立大)に行き、そこで就職もしましたが、葛飾に帰ってきました。地元の人のためになりたいと政治の道を志しました。年金や福祉など社会保障面で汗をかきたいですね。(東京17区の候補者は)落下傘候補ばかり。地元に根付いた政治家が頑張らないと」
落下傘候補だった平沢氏に、さっそくきつい一発をかましてくれた。
早川氏の注目度を一躍上昇させたのはボクシングWBC世界戦「内藤大助vs亀田大毅」戦。亀田一家の道場と、内藤選手の所属する宮田ジムが葛飾区内にあり、平沢氏は“亀田応援団”、早川氏は宮田博行会長と親交があるため「代理戦争」と報道されたからだ。
参院選では自民党の実力者でテレビ番組の常連だった片山虎之助・前参院自民党幹事長が、「姫の虎退治」をキャッチフレーズに戦った初陣の姫井由美子民主党参院議員に敗れる波乱が起きた。
「警察官僚出身の平沢さんと対極的な候補。小沢一郎代表もなかなかの刺客を放った。注目選挙区になるでしょう」(民主党秘書)
「イケイケ美女」と「野獣系論客」の対決――。
自民議員が恐れる 小沢が来るぞ
解散・総選挙に向け、小沢一郎民主党代表の地方行脚が始まった。参院での野党過半数を背景に民主党が攻勢を強める国会審議には目もくれず、年内に20道府県以上を回る意向だ。
小沢氏の狙いは二つ。一つは選挙態勢の確立だ。次期衆院選で「300小選挙区で150以上の議席獲得」を目標にする小沢氏だが、「候補者はいても自民党に勝てる態勢作りが遅れている」。
そのため、小沢氏は、 <昼は立候補予定者と一緒に記者会見。夜は連合など支援組織の関係者と懇談>を地方行脚の“基本型”とし、支持基盤の強化に重点を置く。
もう一つは、民主党の政策のアピールだ。農家やお年寄り、子育て真っ最中の女性らを集め、「車座集会」を開き、「生活が第一」と訴える。小沢氏が年金保険料流用禁止法案、農業者戸別所得補償法案、子ども手当法案といった一連の「生活重視」法案の国会提出を急がせたのは、自らの地方行脚に間に合わせたかったからだと言われる。
そして、この2点セットで、小沢氏は、地元メディアをジャックする――それが必勝法なのだそうだ。同党関係者が言う。
「いつもは仏頂面の小沢さんですが、地元の記者さんの前では笑顔を振りまく。質問にも丁寧に答え、できる限りの大サービス。車座集会では『あの小沢さんがこんなところまで足を運んでくれて――』と喜ばれる」
その結果、地元局の報道番組や地元紙・全国紙の県版は、小沢氏と民主党候補のニュースで埋まり、しかも「地方の場合はインパクトが大きく、地元有権者の心に“小沢来県”の余韻が残り続ける」(民主党幹部)という。「ニュー小沢」の真骨頂というべきか。
7月の参院選で自民党は小沢氏が歩いた地方の1人区で大敗。小沢氏に地元入りされる自民党衆院議員の陣営はピリピリで、「うちも大物を田舎に呼んだり、国政報告会を開かないといけない」(九州選出国会議員)。
自民党の古賀誠選対委員長も小沢氏に対抗して地方行脚を始めたが、古賀委員長もその“強面”を封じ込め、“マコちゃんスマイル”でアピールしたほうがいいかも。
武部、中川昭 「ムネオ票」次第で当落分かれる!?
衆院選を前に自民、民主両党から「ぜひ、うちと選挙協力を」と、秋波を送られているのが新党大地だ。鈴木宗男代表には10月中旬、自民党の伊吹文明幹事長、民主党の赤松広隆選対委員長の両氏が選挙協力を申し込んだ。小沢一郎民主党代表も、記者会見で「(鈴木氏には)できるだけ早い機会に、またお話ししたい」とラブコールしている。これには理由がある。
大地は北海道のローカルパーティーだが、道内では7月の参院選(選挙区)で62万票、05年衆院選(比例選)でも43万票をかき集めた。公明党を上回る、第三の勢力なのだ。
地元記者が説明する。
「大地は次期衆院選の小選挙区候補は一つか二つ程度に絞り込むと見られます。残りの小選挙区では大地が自民、民主のどっちにつくかで勝敗が分かれる。宗男さんがキャスチングボートを握っているわけです」
いまや北海道は民主党王国。全国で自民党が圧勝した05年衆院選でも小選挙区で8勝4敗と自民党を退けている。自民党で勝ったのは町村信孝官房長官、武部勤・元幹事長、中川昭一・元政調会長ら実力者。その武部氏らは圧勝というわけではなく、「大地票が民主党候補に上積みされれば、武部さんや中川さんあたりも当選は危うい」(前出の地元記者)という。逆に、大地票が自民党候補に流れれば、民主党も鳩山由紀夫幹事長や横路孝弘衆院副議長ら大物が苦戦を強いられかねない。
秋波を送られた鈴木氏は「両党の政策、そして協力してお互いがよかったということでなければいけない。政策では弱者に温かい民主党の小沢さんの主張はわかりやすい。選挙協力の中身では自民党の伊吹さんの提案が、より踏み込んで具体的でしたね」と態度を保留している。いずれにしても党を代表する大物、実力者の当落に響く。自民、民主の綱引きから目が離せない。
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