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今朝8時から行われた党の厚生労働部門•総務部門合同会議でのことです。
「出来るだけ早くとの気持ちを答弁したもので、今後の姿勢を示したものです」
厚生労働省の担当者が言われた言葉に驚きました。
先週行われた参議院の予算委員会で舛添大臣は全ての年金記録の統合を行う、3年でほぼ完璧なデータを全てについて構築できると思う、と答弁しました。この答弁は「3年で記録統合」とのニュースとして配信され、各メディアが報道したところです。私たちは大臣のこの答弁の真意、3年の作業日程等の確認をさせていただくために、今朝の会議の議題に取り上げたのですが、担当者の説明は大臣と全く違うのです。
「まだ大臣の真意を確認していない」
「来年度の概算要求で、記録を統合するために全体としての費用、人、物、金にどれくらいかかるのかをこれから固めて行く、計画はこれから大臣と相談していく」
つまり、まだ統合計画さえも出来ていないものを舛添大臣は『3年』と答えてしまったと言うのでしょうか。
大臣と所管省庁が連携をとれていないのです。これは大きな問題です。実は、他にも省庁側が大臣発言を無視しているととれる事例もありました。
衆議院の予算委員会で長妻議員の質問に対し、福田総理は答弁しました。
「委員のご要求について、出来得る限り対応させていただきます」
ところが、その「対応」をする省庁である総務省の担当者は言いました。
「予算委員会答弁、質疑のやり取りを確認していません」
国家の根幹である予算を審議する委員会で、しかも一国のトップである総理の答弁を聞いていないと言うのです。
一体、今の内閣では何が起きているのでしょうか。
与党が、総理や大臣の言葉を軽視する省庁を看過していること自体が信じられないのですが、同時に、統治機構として機能していない実態を何故放置しているのかも信じられません。
委員会質疑を通じて、こうした実態を明らかにしていきたいとの思いを強くしたところです。
2007年10月23日
大臣発言の軽視 (***蓮舫***)
http://www.renho.jp/nikki/new.html
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