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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007101990131932.html
2007年10月19日 13時19分
守屋武昌前防衛事務次官(63)が在任中、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の当時の専務(69)と頻繁にゴルフをしていたことが関係者の話で分かった。2000年に定められた自衛隊員倫理規程は、出入り業者などの利害関係者とのゴルフを禁じており、現職なら処分の対象になる可能性もあった。
防衛省は守屋前次官から事情聴取し、元専務との関係などを確認する。
関係者によると、元専務は山田洋行の関連会社が経営する埼玉や千葉県のゴルフ場などを利用。守屋前次官が妻を同伴したこともあった。ゴルフのプレー代と飲食費は山田洋行側が負担していた。こうした関係は20年ほど前から、近年まで続いていたという。
山田洋行の売上高は340億円(昨年3月期)。1969年に不動産会社の1部門から独立して設立された。元専務が海外の取引先メーカー幹部や防衛庁(当時)関係者に接待を繰り返したといわれ、大手商社などがしのぎを削る防衛産業の中で、山田洋行を「老舗商社」の地位に押し上げた。しかし元専務はオーナー側と対立し、06年6月、退社している。
守屋前次官は東北大法学部卒。広報課長や防衛審議官、官房長など歴任し03年8月、事務次官に就任。次官を異例の4年にわたり務め、イラクへの自衛隊派遣、在日米軍再編などに手腕を発揮した。今年1月の防衛省への昇格でも中心的な役割を果たした。小池百合子防衛相(当時)と次官の後任人事をめぐって対立、8月いっぱいで退職した。
以前の本紙の取材に守屋前次官は「特定の業者から便宜を受けるような事をしていたら、とっくに次官を辞めている」と回答。元専務は一緒にゴルフをしたことを認めた上で、「守屋さんとは二十五年以上の付き合い。親しいと言えば、親しい。取引先の外国企業からは、防衛省と信頼関係ができているとみられる」と話していた。
(中日新聞)
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