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(回答先: キャリアの途中で大学院にでも行かせて勉強させなければ使い物にならない。受験体制のひずみがここにある。 投稿者 Sun Shine 日時 2007 年 10 月 14 日 07:52:05)
（最近少し甘さや揺れがあるように見える）天木氏の言動と、氏が受けてきた教育の因果関係については、確言できるだけの資料がないので、この点について意見は差し控えます（特に天木氏のように、学校教育から離れて久しい人物に因果関係を見出すのは困難）。ただ日本の教育、特に文系学問は「学べば学ぶほどバカになる」という困った傾向が散見され、下手するとあちらさんの価値観（最近ではWorld standardというらしい）に知らず知らず染まってしまうところがあるため、文系学問を究めた天木氏には（アメリカ情報を信用していると思える先日の記述などに）あちらさんの価値観に知らず知らず影響されているところが見られるかもしれません。
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参考：れんだいこのカンテラ時評147
【学問考から始まって話は著作権論へ、更に現代シオニスタン政治批判へ】
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ronpyosyu/gakumonco.htm
理系学問の場合、良くは分からないが少なくとも文系のそれに比べて学問が積み立て式になっているのではなかろうか。いや実は、理系学問も奥に入れば同じことですという指摘も有り得そうだが、門外漢なので良く分からない。
文系学問の場合は断言できる。政治、宗教、哲学系の領域に於いては特に際立って、理系ほどには積み立て式にはなっていない。共認共有できるものは読み書き水準と基礎知識ぐらいまでで、それから先の更なる知識、観点、史観ともなると相互に対立するものが乱立している。それらが互いに精査されていないので、どれが真実なのか分からない。銘々がそれらの中から任意にお気に入りのものを抽出し、論を組み立てる以外に無い。
お山の大将式に論証抜きに言及されたものが商品の如くに陳列されており、良し悪しを支えるものが権威のみであり、その権威を頼りに思想や観点が買われるという作法が通用しているように思える。れんだいこの見立てるところ、生意気なようだが、ろくなものがありゃしない。
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日本の受験体制のなかで勝ち抜けば一生安泰…これだけ世界が流動化している現代社会にあっては、もうこれだけでは通用しないでしょう。
アメリカの学校では何年かたつと、必ず大学または大学院に戻って、一定期間の間勉強しなければなりません。免許を取得した時代の知識では、使い物にならないからです。
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「学べば学ぶほどバカになる」という困った傾向を助長するのが、特にお下劣糞男子校や新興進学校で盛んな受験狂育であること、アメリカのエリート教育は日本の受験狂育よりはるかにすぐれものであること、さらにキャリアの途中で大学院に通うことは有益なのは確かですが、下手にアメリカの大学院に行くと、あちらさんの価値観に染められる可能性があるのも悩ましいところです。
ちなみに私の知人に、天木氏の中学・高校・大学の後輩で、教授が研究者への道を勧めたにもかかわらず霞ヶ関キャリアを選んだけっこーな秀才がいます。大学にいた頃彼と会う度にその秀才ぶりにほれぼれとしていたため、彼が霞ヶ関キャリアを選んだと聞いたときはこいつどれだけ日本の役に立つ仕事をするのかな、と密かに期待したものですが、霞ヶ関に染まった頃再会したら、屁理屈だけうまくなっているような印象が多少感じられ、少しがっかりした記憶があります。これは憶測ですが、霞ヶ関には染まるとろくでもないことになるような空気（ニューマ）があり、それが天木氏の言動・判断等に影響を与えている可能性はあるのではないか、と思います。
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フォローアップ:- 日本の外務省はアメリカの出先機関的存在だということをすっかり忘れていた Sun Shine 2007/10/15 19:04:53
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