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(回答先: 「インナー」と呼ばれるマスコミの談合組織? 投稿者 外野 日時 2007 年 10 月 14 日 03:53:38)
日本には上のようなメディアの問題とともに、もう一つ、情報の受け手の側としての問題──諸外国と比べて、新聞・テレビに信を置きすぎているという特徴がある。
しかも、次のところに少し資料があるように、日本の新聞・テレビというのは諸外国と比べ、非常に媒体が少ない独占状態であるということである。
───────────────────────────メディア・リテラシー:オーソン・ウェルズの『宇宙戦争』(雑木帖)
http://blog.goo.ne.jp/c-flows/e/01a93e27c999c3e746ff66a0977e0269…(略)…
『メディアのからくり』保岡裕之著に、2001年に読売新聞社が行なった「新聞の信頼度」に関する世論調査のことが書かれている。それによると、日本人の9割が新聞を信頼し、7割が「新聞は公平な報道をしている」と考えている。また、「世の中の出来事を正確に知り、必要な知識を得るのに役立つメディア」には、83%の人が新聞を挙げている。「信頼できると思うメディア」は新聞が76%、民放テレビが34%、NHKテレビが82%となっている。
新聞に対する信頼の8割後半から9割前半という高い水準は、この調査の過去20年間あまり変わっていないという。
一方でアメリカにおいて同種の調査をすると(ギャラップやハリス・インタラクティヴなどが行なった過去10年間の世論調査など)、新聞やテレビなどのメディア信頼度は20%以下であり、5位や6位以下──時には10位以下──にランクされるという。ではアメリカ人が信頼するのは何かというと、「教会、病院、裁判所や司法システム、学校や教育の現場」だという。
これを知った上で次の統計を見ると唖然としないであろうか。
…(略)…
───────────────────────────
ずいぶんと前に、『「新聞」の新聞』というメディアを考えたことがある。
新聞の記事というのはその道の専門家からみると、いい加減で噴飯ものという記事内容が少なくない。
また故意の情報操作も少なくない。
そういう「新聞」の記事を一つ一つ、専門家の分析を交えて検証する新聞を、毎日「新聞」のあとに発行するのである。
現在のインターネットのブログを見ていると、その『「新聞」の新聞』のようなものが点在している。それらを収集選択して編集したものをネットで発行すれば、そのまま『「新聞」の新聞』が出来そうな状況だ。
しかし、現時点ではそれはやはり紙の新聞である必要があるのかもしれない。同質の環境で比較してもらうことがまだ必要のような気がするのだ。
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