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----勤務医 開業つれづれ日記 から転載-----------------------------------
http://ameblo.jp/med/entry-10054233539.html
■分かりやすすぎ財務省 民間保険導入へ 「診療報酬下げ提言 財政審 人件費など圧縮余地」
テーマ:医療崩壊
ネタ元は
耶馬苦痢陰弔さん
http://ameblo.jp/med/entry-10054204475.html#c10075503024
のコメントです。
ありがとうございます。
財務省、直球杉www
だって、
これは
「アメリカのように、
保険会社が儲かるように
公的保険をつぶしてでも、
民間保険を導入するべきだ!」
「一般市民の生命を人質にとった
保険を日本でも作りたい!」
と言っているわけです。
それで、
民間の保険会社は「50兆円市場」を手にいれ
(ちなみに今は約30兆円ですが(苦笑))、
日本政府は、赤字の医療費を「自己責任」「改革」という
名の下に支出を切り捨て、
アメリカは、日本人の命を担保にした
「巨大市場」にオリックスと手に手を取って
悠々と参入するわけです。
バカをみるのは
医療関係者と一般市民です。
それも、公共事業とは違い、
命に直結する医療の部分を
民間と外資に売り払うわけです。
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診療報酬下げ提言 財政審 人件費など圧縮余地
11月6日8時1分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071106-00000057-san-bus_all
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は5日の会合で、平成20年度予算で医療機関に支払う診療報酬の引き下げを求めることで一致した。医療費を見直すことで社会保障費の抑制につなげる。診療報酬は小泉政権時代から減額が続き、さらなる引き下げには日本医師会や与党の厚生族議員らの激しい抵抗も予想される。財政審は「下落が続く賃金や物価の水準に比べると医師の人件費などはまだ高い」と反論。月内にまとめる建議(意見書)に盛り込む考えだ。
診療報酬はほぼ2年に1度のペースで改定され、全体の改定率は政府が予算編成の過程で決定。年末に向けて来年度改定の作業が本格化する。2年度以降、薬価や医療材料費部分は一貫して引き下げてきたが、医師の技術料などに当たる本体部分の引き下げは小泉政権下の14年度から本格的なメスが入った。前回18年度改定では、本体部分1・36%、薬価・医療材料部分1・8%の計3・16%のマイナスと過去最大の下げ幅だった。
これまでの引き下げで現場の医師らは「医師不足や病院の倒産など“医療崩壊”が加速する」と危機感を募らせている。日本医師会は「国内総生産(GDP)比の総医療費は先進国で最低水準」として、約2兆円の国民負担増に相当する診療報酬の5・7%の引き上げを要望。さらに医師確保のための対策強化なども政府に求めている。
これに対し、財務省は同日の会合に資料を提出し、総医療費のうち税金や保険料で賄われる公的医療費部分でみた場合、対GDP比や一般政府総支出に占める割合が主要先進国の平均より高い水準にあると反論。デフレが本格化した11年度以降の賃金や物価の動きを現在の診療報酬(本体部分)の水準に反映させると、さらに3・6%の引き下げが必要と試算した。
委員からは「日本医師会の引き上げ要求はいかがなものか」と疑問視する意見が多く上がったほか、「民間の医療保険の活用で公的保険の負担を減らすべきだ」との指摘もあった。
賃金が伸び悩むなかで国民医療費は毎年1兆円を超すペースで増え続けており、財務省では「診療報酬の1%引き下げで約800億円の医療費削減につながる」と試算している。
最終更新:11月6日8時1分
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さて、来年4月を見据えて、
いろいろな事が出てきました。
日医はどこまでやれるでしょうか?
いえ、やってもらわなくては困ります。
ここまで厚労省と財務省が
えげつない手で
医師をおとしめて、辱めてまで
医療費を削減しようとしています。
多分、医療費削減が通ってしまうと
このまま日本医療は
転落することになるでしょう。
世界の最下層へと。
コメント
■財務省もなりふり構わずですね
税金や保険料で賄われている公的部分が高いって、あんた、日本のような完全統制経済下の国民皆保険制度をやってるのは日本しかないでしょうが。アメリカなんて、ほとんど公的部分がないんだから。それを比較するなら、せめて、「アメリカを除いた」ヨーロッパ各国と比較してくれよ。
大体、保険料は「税金とまったく別に」累進課税的に国民が払ってるんだから、それを公的部分に含むのは本来おかしいだろ。
それと、国民一人あたりの医療費と、保険料を含めた年間負担額もちゃんと計算して国際比較を出したら、たぶん医療制度改革なんてチャラチャラ言ってる連中、全員縛り首ですよ。たぶん。
医療費の国民負担額が高く、受けている医療の実質額が低いのは丸わかり。さて、この差額はどこに行っちゃってるんでしょう、ねえ?
Seisan 2007-11-06 19:57:27
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