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(回答先: 【公明に法務など2ポストを配分することになった】<参議院>予算委員長は自民に 民主は9ポスト確保(毎日新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 9 月 07 日 22:37:03)
2007.9.6(その1)
森田実の言わねばならぬ[534]
平和・自立・調和の日本をつくるために【361】
【7.29参院選後の政治情勢と政治課題(8)】
公正にして民主的な参議院にするために、公明党の特権〈参議院法務委員長のポストは公明党の指定席〉はやめなければならない
「いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない」(憲法第20条)
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少し古い記事だが、朝日新聞社が発行している週刊誌『AERA』の2007年8月27日号の〈「政権交代」の野望は果たせるか。小沢の自民党ガタガタ作戦〉という記事の中に次のような記述がある。[なお 『AERA』が、小沢民主党がめざす政権交代を「野望」と書くのは、どうしたことか。「野望」とはよい意味の言葉ではない。政権交代は民主主義を実現することであり、望ましいことなのである。いいことなのだ。これを「野望」と書くのは、大きな過ちである。『AERA』編集部は、政権交代を悪いことだと考えているのか。私も取材を受け、この記事の中に私の談話が掲載されているが、強く抗議する。謝罪を求めたい。政権交代は日本が民主主義国になるために避けて通ってはいけないことだ。繰り返す。政権交代はいいことなのだ。「野望」などというべきではない]
《(小沢代表が仕掛けている政界再編の)「伏線」として、注目されているポストがある。
参院法務委員長だ。
検察にもにらみがきくこのポストは、1965年から40年以上も公明党が独占し続けてきた。このポストを、最大会派の民主党が公明党に譲るのではないかとささやかれているのだ。
「いまや自公政権には秋風が吹いている。公明党に恩を売ることは、小沢さんなら考えつくはず」
そう政界関係者は語る。》
公明党が約40年間握ったまま離さない「参議院法務委員長」ポストは、今後も公明党がとることになったという報道は、広く流布されている。もう決まってしまったことのように報道する新聞もある。民主党が「公明党の参議院法務委員長」を受け入れるというのだ。
私は、本当かな、と思った(大新聞の政治記事には意図的な観測記事が少なくない。要するに、決まってもいないことをあたかも決まったかのように書いて、既成事実化するのである。最近の大新聞はタチが悪い。こうした三流新聞まがいのことをやるようになった。きわめて残念である)。
友人のベテラン記者に調べてもらうと、「まだ何も決まっていない。すべてこれから」とのことだった。まだ何も決まっていないのである。それをすでに決まったように報道する。何か裏がありそうである。
ベテラン記者の友人は「参議院法務委員長をいままでどおり公明党がとるかどうかは、秋の臨時国会の最大問題だということです。公明党の40年間の歴史は、池田大作創価学会会長(当時。現在は創価学会名誉会長)の「国会の証人喚問」を阻止することにあったようなもの。そのために創価学会自体を強大な選挙マシーンにした。名誉会長の証人喚問阻止こそが参議院法務委員長ポストをとる真の目的です。公明党は民主党に対して、大新聞を利用してサインを送っているのかもしれない」と語っている。
公明党の主である創価学会が選挙マシーンとしていかに強大であろうとも、それを味方とするために自民党が公明党に特権を与えつづけてきたのは、明らかに、憲法第20条に違反する行為である。議会制民主主義に反している。こんなことはやめなければならない。
民主党に対して、参議院法務委員長ポストの独占継続を狙う公明党・創価学会とそれを応援する自民党と絶対に妥協しないことを、強く要請したい。新たな参議院の出発にあたって、公明党にだけ特権を保障する悪い習慣はやめるべきである。ゆがんだ自民・公明主導の参議院から、公正な参議院に転換するためには、公明党・創価学会に不当に与えつづけてきた悪しき特権を廃止しなければならない。これは、大変に重要なことであり、この秋の臨時国会の中心問題である。
もう一度、言いたい――公明党・創価学会への憲法第20条違反の疑いのある特権を廃止せよ!(つづく)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03652.HTML
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