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(回答先: パヴァロッティの死、“飽くなき美の政治化”を夢みた咎で、この世と煉獄の間を彷徨う“美しい人”と対極の人生 投稿者 鷹眼乃見物 日時 2007 年 9 月 07 日 17:23:49)
何だかパヴァロッティの話と政治の話を無理やりこじつけたような話で、ちょっと読むのが苦しくなったが(笑)、それなら私もこれを。
ルチアノ・パヴァロッティの声は、「1世紀に1人出るか出ないか」といわれているほどの声だった事は有名。それだけにこのニュースを見た時は、「これでひとつの時代が終わったか」と思った。
3大オペラ(パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレラス)は、ローマ、パリ、ロサンゼルス、東京とビデオ・DVDは全部観て、ライブはロサンゼルスと東京のものを見た。各都市の人々の趣向に合わせて、曲だけではなく、歌い方を変えているという点ではさすがプロだと思った。
しかし、率直にいえば、東京公演が一番ひどかった。手抜きをされていた。
そして一番手抜きをしていたのは、死者に鞭打つようで申し訳ないが、パヴァロッティだった。譜面を見ながらやるのは他の二人もそうだったので問題はないが、歌詞を間違えるわ、音程が外れるわ、リズムが狂うわで、ちょっとあれはひどかった。しかもチケットは大変な高額だった。「日本人はなめられているのか」とあの時、ちょっと頭にきた。
後の二人は、他のコンサート同様に真面目に、真剣にパフォーミングしていた。特に白血病を乗り越えて、奇跡的カムバックしたホセ・カレラスの懸命な姿には心を打たれた。プラシド・ドミンゴも日本の歌を歌った時、大変正確な日本語で歌ったのには驚いた(彼は大変語学の才能がある人として有名)。
パヴァロッティは2003年に彼のアシスタントをしていた女性(1969年生まれ)が彼の双子の子供を身ごもったということで35年間連れ添った妻と別れ、この女性と再婚した(双子のうち男の子だった1人は死亡。女の子だけが生き残った)。
プラシド・ドミンゴの声もつやがあって素晴らしいし、ドラマティックな歌い方をするという点ではパヴァロッティより上だと思うが、あの声量と声はやはり神の申し子としか言いようがない、真の天才だったと思う。
御冥福をお祈りいたします。
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