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(回答先: 鴨下環境相、報告書訂正へ 借入金食い違い ずさん管理認める【中日新聞】 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 9 月 06 日 06:59:32)
鴨下環境相 借入金800万円食い違い 資金団体、報告書に記載
【中日新聞】2007年9月5日 13時19分
鴨下一郎環境相の資金管理団体が、2003−05年の政治資金収支報告書に鴨下氏本人から1996年に1000万円を借りたと記していながら、96年当時の報告書には200万円しか記載しておらず、食い違っていることが分かった。
鴨下氏は5日朝、問題の借入金は200万円だったとして記載ミスを認め「訂正すべきは訂正させていただきたい」との考えを明らかにした。政府高官も事実関係を調べる方針を示した。
3日、辞任に追い込まれた遠藤武彦前農相に続き、閣僚による「政治とカネ」をめぐる不透明な問題が改造内閣発足後に相次いで発覚したことは、安倍政権にとって大きな痛手となりそうだ。
関係者や報告書によると、鴨下氏の資金管理団体(現・政策パラダイム研究会)は03−05年の報告書の「資産等」の項目に、96年8月10日に鴨下氏から1000万円を借り入れたと記載。ところが96年の報告書では、借入金を記す「収入」の項目で200万円としており、借入額にずれがあった。
また鴨下氏が衆院議長に提出した97年1月の資産等報告書によると、貸付金は「該当なし」となっており、前年の資金管理団体への貸付金の記載はなかった。
政治資金規正法は、政治団体の収入や支出だけでなく、所有不動産や負債など資産の記載を義務付けている。借入金は、借りた年に政治資金収支報告書の「収入」欄に記し、100万円以上の残高や借入時期を「資産等」欄に記入する必要がある。返済すれば「支出」欄に記載する。
◆首相「進退問題にあたらない」
安倍晋三首相は5日昼、鴨下一郎環境相の資金管理団体による借入金をめぐる問題について「(政治資金収支報告書への)記載ミスだったと聞いている。訂正すべきは訂正しなければならない。その上でよく説明してもらいたい」と述べた。
首相は、鴨下氏の進退問題に関しては「誤記であればそれに当たらない」との見解を示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
これに関連し、大野松茂官房副長官は同日午前の記者会見で、鴨下氏本人から電話で事情を聴いたことを明らかにし、「事務的なミスと聞いている」と述べた。
【政治資金収支報告書】政治資金の透明性を確保し腐敗を排除する目的で制定された政治資金規正法により、年1回の報告が義務付けられている。政治活動費の5万円以上の支出には相手方や日付を記載し、領収書を添付することが必要。先の通常国会で、資金管理団体に限り、人件費を除く5万円以上の経常経費に領収書添付を義務付ける改正法が成立した。毎年12月31日現在で、新たな借入金は収入として処理、100万円を超える借入金は「資産等の状況」欄にも記入する。返済したものは支出として記載するよう定められている。
(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2007090590131900.html
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