★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK40 > 680.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://blogblues.exblog.jp/d2007-08-10 から転載。
護憲勢力最強のライバル小沢一郎
テロ特措法延長にNOを明言した、イチローくんが評判だ。
さもありなん。イチローくんは、現政界において、きわめて稀な
道理を重んずる政治家であり、最良の保守党人であろう。当ブログでも
以前、「小沢一郎の道理」をエントリーUPしたほどだ。
もし、あなたが、純一郎クンや晋三クンでは嫌だが、
イチローくん主導の改憲ならOKよ!というスタンスであれば、
大いにこの度の快挙を讃え、惜しみないエールを贈られたい。
イチローくんは、本当に立派な改憲論者です。筋金入りです。僕は、
元側近の平野貞夫氏から聞いたのですが、与党権力者だった頃、
改憲して「普通の国」にするには、護憲念仏の社会党土井党首を先ず啓蒙
しなくてはならないと考え、日夜、猛チャージを掛けたそうな。音を上げた
おタカさんは、ある日加藤周一を助っ人に呼んだんだけれども、
加藤周一もまた、小沢改憲論の道理に、肯づく他なかったそうな。
事程左様、イチローくんは、骨の髄まで「改憲」です。断じて
「護憲」ではありません。くれぐれもお間違いのないよう。近い将来、
こんなハズじゃなかったのにと悔やまれても、後の祭り、ですからね。
も一つ、前原クンとの関係について言えば。岡田クンの後任を選ぶ際、
イチローくんは自分が後見するから、前原党首で行きたいと、タニマチの
京セラ会長にお伺いを立てたんだけれども、肝心の前原クンが、イチローくんの
後見を嫌ってご破算。自力で党首に就いたという経緯があります。これは
毎日新聞から得た情報。ごく小さな政治コラムで、紙面の隅っこに載っていた。
日付は覚えていませんが、隈なく新聞をあたれば、必ず見つかります。
これらの事柄からも理解できるように、道理の政治家イチローくんは、
同時に並外れた戦略家でもあります。湾岸戦争時の対応に於いてでしょう。
憲法こそが、日本を「特殊な国」にしていると痛感した彼は、改憲への
最大の障壁である、国会議員2/3獲得への途を拓きます。言わずもがなの
小選挙区制の導入です。二大政党制=政権交代の美名の下に。
イチローくんは、米国とのパイプを湾岸戦争当時より培っています。
ツーカーの間柄でしょう。当たり前だのクラッカー。
上掲は、昨日付毎日新聞の朝刊切抜。写真で見る限り、和気藹々って感じ。
今回の件で、僕が不可解なのは、駐日米国大使が野党党首に会談を申し入れ、
それが華々しくリークされたことである。いまだかつて、見聞した覚えがない。
で、ジャブの応酬があって、民主党本部での会談。こうゆうのを指して、
スタンドプレイって呼ぶんじゃないのかしらん。
僕の目には、近い将来の改憲という大きな共通目的に向けた、
米国とイチローくんの阿吽の合作と、映るのだが。多くの日本国民は、
このパフォーマンスを目の当たりにして、民主党は自民党の対抗軸足り得ると、
期待してしまうだろう。かくて、二大政党制は決定的となる。うーん、困った。
新自由主義・改憲勢力は、恐ろしくクレーバーだ。急いては事を仕損じる、
孫子の兵法を心得ておりますな。アップテンポの共和党モードと
スローダウンした民主党モードを交互に繰り出して、確実に改憲へと
日本を追い込んで来る。完璧なオペレーションだぜ。強え〜。
二大政党制が決まってしまえば、後は高見の見物。ネクストプログラムは、
純一郎クンVSイチローくんの頂上決戦ですか。護憲政党なんて、その遠心力で
吹き飛んじまう。まったくの蚊帳の外。晋三クンは、兎に角、国民投票法を成立
させたんで、お役目ご苦労さん。残務は、イチローくんの引立役と純一郎クン
再登場の露払い。で、決戦前には、またぞろ、山口二郎とか森田実とかが宣う。
護憲勢力は小異を捨て小沢に付けって。ほとほとトホホ。
スチャラカ純一郎クンと剛腕イチローくんの改憲二大潮流に割って入る、
護憲第三極は、果たして有りや?現実対応ではなく、日本国憲法を今のまま、
その崇高な理念を世界へ向けて発信する、未来志向の新潮流は、果たして有りや?
可能性は、唯一つ。日本初の北欧型社民政党の出現のみ。
時間がないので急ぎましょう。合言葉、いいっすか、
せーのォ「日本共産党を日本共生党に」!
あなたも、太陽の下で。
日本に、北欧型社民政党を。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK40掲示板
フォローアップ: