★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK40 > 258.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 日本抜きで進む“融和” 拉致問題でも首相に試練(東京新聞) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 8 月 09 日 11:18:31)
http://www.sankei.co.jp/kokusai/korea/070809/kra070809001.htm
7年ぶりの南北首脳会談開催が決まったことについて、日本政府は朝鮮半島の非核化の前進に期待を示す一方、融和ムードの先行で拉致問題解決への環境が一層悪化することに警戒を強めている。安倍晋三首相は8日、韓国側に拉致問題解決への協力を改めて要請する意向を表明。政府は事態の推移を慎重に見極める構えだ。
安倍首相は同日、首相官邸で記者団に、「南北首脳会談によって朝鮮半島の緊張が緩和されることを期待したい」と強調。その上で、「拉致問題は日本にとって極めて重要な問題だ。解決の重要性について改めて韓国側に理解を求めていきたい」と述べた。首相自身が訪朝する可能性に関しては「拉致問題が解決されなければならない。会談が目的ではなく、解決へ努力することが大切だ」と指摘し、慎重な姿勢を示した。
首相はこの日、麻生太郎外相、谷内正太郎外務事務次官をそれぞれ官邸に呼んで、状況を分析。麻生氏に対し、南北首脳会談で拉致問題を取り上げるよう、韓国側への働きかけを指示した。
日本政府が南北首脳会談に際して拉致問題を強調するのは、会談が「経済支援ありきの対話になりかねない」(政府筋)との危惧(きぐ)があるためだ。さらに、会談と前後する形で月末にも、6カ国協議の日朝国交正常化作業部会が予定されていることがある。
今年3月以来となる日朝作業部会では、北朝鮮側が南北関係の進展を背景に、日本の孤立化を狙って強気の態度に出てくる可能性が高い。塩崎恭久官房長官は記者会見で、「(南北首脳会談が)他の作業部会の動きをバックアップする形になることが大事だ」と強調した。
韓国側は日本政府に対し、発表前に会談の開催を通報してきた。ただ、北朝鮮との関係強化に前向きな盧武鉉大統領が年末の大統領選を控え、単独で対北朝鮮支援に踏み込む可能性もあり、政府は「北朝鮮と各国がバラバラに交渉を始めれば、6カ国協議の枠組みが崩壊しかねない」(外務省幹部)と懸念している。
(2007/08/09 08:53)
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK40掲示板
フォローアップ: