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(回答先: 追跡 闇の監視部隊 対象勢力/卑劣な目、抗議集会にも (1)(しんぶん赤旗) 投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 7 月 26 日 19:10:39)
http://www.jcp.or.jp/tokusyu-07/19-jieitai/akahata/index.php?pg=03
追跡 闇の監視部隊
潜入・尾行/私服・一般車の自衛官
(3)
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キャンドルを手に、平和を求める市民のパレード。隣にいるのが、自衛隊員だとしたら…。
情報保全隊の活動を知るX氏の証言は続きます。「かれらは、私服で勤務することを許されている。使用する車のナンバーも車種も、自衛隊では例外的に一般と変わらないもの。外から見ても自衛隊員とはわからない」
長髪色白の
身分を隠し、民間人を装って情報収集活動を行っているのです。
「参加者や通行人にまぎれて集会やデモに入りこむ。参加者の名前、発言内容を記録して、撮影もする」(X氏)
元陸上自衛隊員の体験談にもこんな記述があります。「(駐屯地に)時々、髪の毛の長い、色ジロの隊員が出入りする…知る人ぞ知る調査隊(現情報保全隊)のメンバー。ウワサでは、髪の長いのは、学生集会などに潜り込むためという」(『逃げたいやめたい自衛隊』根津進司著)
内部文書「イラク自衛隊派遣に対する国内勢力の反対動向」には、屋内で行われた集会、講演会の記載もあります。
同文書によると「イラクレポート」と題した講演会が二〇〇四年二月十五日、北海道名寄市内の市民会館で開かれました。参加者は五十人。北海道新聞など四紙が報道しましたが、内部文書の講演者の発言に該当する部分は、各紙とも掲載していません。
どのようにして発言内容を把握したのか。
「情報を得るためには手段を選ばない。潜入だって辞さない」と語るのは、情報収集活動を身近に見ていた陸自元幹部です。「情報収集の対象となるのは屋外の場だけではない。屋内の集会であろうと大胆に潜り込む」といいます。
実名で記載された男性(57)=沖縄県=の場合、非公開の集まりでの発言まで記録されていました。
〇四年一月二十八日、沖縄中部地区労の議長だった男性は、同地区労の「旗開き」であいさつしました。「旗開きは仲間たちを呼び、一年間がんばろうと誓い合う場です。外部に公開したわけではありません」
会場の中頭教育会館(沖縄市)は教職員組合の所有で、公共施設ではありません。外部の人が、自由に出入りすることはほとんどないといいます。招待したのは、労組関係者や友好団体の人たちだけでした。
男性は「自衛隊員が入りこんでいたのか、それとも誰かを送りこんだのか…。情報保全隊の活動は、民主主義の社会では許されないこと。『ものを言えばどこでも聞いてるぞ』と脅されているようだ」と話します。
前身組織も
前身の調査隊は、さまざまな団体にスパイを送りこんでいたといいます。「『八〇年代の初めまで、陸自調査隊は左翼系の活動団体に潜入し、情報活動を続けていた』。元防衛庁幹部はうち明ける」(「読売」〇四年六月十日付)。
X氏はいいます。「尾行も手段の一つです。集会やデモに潜り込んだ情報保全隊の隊員は、集会終了後は駅まで参加者を尾行する。必要があれば自宅までつける」
(つづく)
「しんぶん赤旗」2007年6月23日付
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