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(回答先: 安倍のデマキャンペーン 国鉄民営化と社保庁解体を重ね合わせた労組バッシング = 週刊かけはし 投稿者 ダイナモ 日時 2007 年 7 月 19 日 22:55:44)
「森田実の言わねばならぬ[392]
平和・自立・調和の日本をつくるために【252】
日本再生のカギは地方にあり、地方再生のカギは自治体にあり、地方自治体再生のカギは現場で国民と接触している地方公務員にあり
「国家の実力は地方に存する」(徳富蘆花)
安倍自公連立内閣と自民党・公明党と御用マスコミによる地方公務員へのあくどい攻撃がつづいているが、政党もマスコミも、もっとも善良なる人々へのいわれなき中傷を行うような恥ずべきことはやめるべきである。恥を知るべきである。
地方公務員の大多数は、地方の住民の福祉のために一生懸命に働いている。大多数の地方公務員は一隅を照らしつづけている。まさに、地方公務員は「一隅を照らす者」であり、「国の宝である」(最澄)。
地方公務員にもいろいろな人がいる。地方公務員の世界は特別な社会ではない。ときには不心得な者もいる。しかしこうした特異な例を、全体に広げて、地方公務員全体をおとしめ攻撃する政府・自民・公明両党と御用マスコミのやり方は卑怯である。木を見て森を見ないようなやり方を意図的・策略的にやることは、不公正でダーティである。
重ねて言う。大多数の地方公務員は、地域の住民のために寝食を忘れて働いている。一隅を照らしつづけている。市・町・村で、住民との接点において住民福祉のために働いている地方公務員こそ、地方再生の中核なのである。地方自治の中核である。
私は、三つの理由によって自治労を支持する。
第一は、地方の再生なしに日本の再生はない。日本を再建するカギは地方にある。地方こそ日本再生の拠点なのである。地方公務員は大切な存在なのである。
第二に、地方再生の拠点は、住民と直接接っしている市町村自治体である。市町村自治体がしっかりしているか否かに、地方再生はかかっている。地方公務員が負っている責任は重大である。
第三に、市町村自治体が、真に住民の福祉のために働けるか否かは、地方公務員がしっかりしているか否かにかかっている。われわれ国民は地方公務員とともに地方再生に取り組まなければならない。
いまの小泉・安倍自公連立政権とその手先のマスコミは、地方公務員に対するいわれのない弾圧政策をとっているが、地方公務員と国民とを対立させることは罪悪である。「国の宝」を自らの手でつぶすがごとき愚行は直ちにやめるべきである。
第四に、いまの日本がもつべき最も大切な精神は「公共と調和の精神」である。新自由主義者が主張する「なんでも競争、弱肉強食、自分さえよければよい主義」は、日本の調和社会を崩壊させる。日本をアメリカのような「自分さえよければ社会」にしてはならない。
小泉・安倍政権のアメリカ版アングロサクソン的生き方の物真似を受け入れてしまっては、日本社会は崩壊してしまう。日本は「助け合い」を基本とする社会である。
いまの日本に必要なのは、「健全なる公共精神」である。
第五に、この「健全なる公共精神」は労働組合運動にとっても、大切なものである。行き過ぎた「官から民へ」主義は、労働運動の公共精神を破壊する。アメリカ流の「自分さえよければ主義」は、労働運動とは両立しない。日本の労働組合運動が健全性を回復するためには労働組合運動において「民と官との調和」を実現しなければならない。労働運動に必要なのは「助け合い精神」である。
今回の参院選における自治労運動の成功と「あいはらくみこ」候補の大勝利が、日本労働組合運動の健全化をもたらすと私は思う。」
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03510.HTML
「公務員の味方」をする者は、今それだけで「抵抗勢力」「守旧派」と言われ叩かれる存在です。自民党のHPでは、「自治労」はまるで「悪の帝国」扱いです。その中で、敢然とその空気に異議を唱える森田実氏はやはりさすがであると思います。
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