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(回答先: 地方・地域から選挙情勢をみる〈3〉(森田実の言わねばならぬ) 投稿者 天木ファン 日時 2007 年 7 月 18 日 11:00:02)
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C03499.HTML
2007.7.17(その1)
森田実の言わねばならぬ[381]
平和・自立・調和の日本をつくるために【241】
[地方・地域から選挙情勢をみる〈4〉]
自公連立政権の行き当たりばったり主義と二枚舌公明党の不誠実へ高まる批判――憲法9条を守ると主張しながら憲法改正の安倍首相を支持しつづける公明党の矛盾
「誠実に勝れる知恵なし」(ディズレーリ)
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最近、私は、全国各地へ講演に行った折、主催者の希望があれば、懇談することにしている。以前、毎朝テレビに出演していた頃は、地方で深夜まで懇談することができなかったことを残念に思っていたので、最近は先方が希望すれば夜遅くまで膝を交えて懇談することにしている。体力的には負担になるが、勉強になる。
主催者といっても千差万別である。保守系の人もいれば、野党系の人もいる。経済界の人もいれば、自治体関係者もいる。医療関係者もいる。それらの人々の話を聞き、質問に答えるよう努力している。
最近、地方経営者団体から招かれたときに質問された話を紹介する。
《公明党というのは、本当はナニモノですか。憲法について第9条の1項2項は守り抜く、集団的自衛権の行使には反対すると言いながら、安倍首相を支持している。安倍首相は、憲法第9条を改正すると言っている。集団的自衛権の行使も認めると言っている。それも憲法解釈を変更する、とまで言っている。この安倍首相を公明党は支持し、選挙で勝利させるために全力を挙げている。選挙で安倍首相が勝利すれば、安倍首相のことだから、自らの憲法改正の主張が支持された、集団的自衛権の行使も国民から支持されたと言い出すに決まっている。そうすると、公明党の「憲法第9条を守り、集団的自衛権行使に反対する」という主張は、無効になってしまう。
公明党は、本当はどっちを求めているのですか。安倍首相を勝たせれば、憲法改正へ進みます。もしも公明党が憲法第9条を本気で守るつもりなら、安倍首相を勝利させてはならない、ということになる。一体どっちなのですか。公明党は二枚舌なのですか》
この種の質問は、最近はめずらしい。みんな公明党・創価学会をおそれている。公明党・創価学会に遠慮し、公明党・創価学会に睨まれないように気を遣っている。公明党・創価学会は、いまは大権力者なのである。しかも、批判者を許さない体質の組織である。多くの人々が、公明党・創価学会に遠慮し、おびえている。
しかし、公明党の二枚舌を許すことができないと批判している勇気ある経営者もいるのである。
私は質問にこう答えた。
《公明党の二枚舌は目にあまる。憲法改正を主張する安倍首相を支持し、安倍首相を勝利させるために選挙運動に全力を挙げながら、他方では憲法第9条を守れと主張している。これは、二枚舌であり、ゴマカシである。こんなゴマカシの政治を許したら、日本国民の道義がおかしくなってしまう。公明党・創価学会が本当にほしいのは権力そのものである。憲法第9条を守れというのは、多数派をとるためのプロパガンダにすぎない。安倍首相が勝ったら、公明党・創価学会は憲法改正でもなんでもやるだろう。公明党は危険な宗教政党である。ファッショ的体質をもつ政党である。日本国民は公明党の危険な本質に気づかなければならない》
「公明党・創価学会への批判は最近はめずらしい」と前述したが、それでも、安倍政権ベッタリの公明党・創価学会の姿勢への疑問の声は徐々に高まってきている。日本の政治も、そろそろこの魔物のような選挙宗教組織の政治支配からの脱却を考えなくてはならなくなっている。
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