★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK37 > 928.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 短絡的で近視眼的な発想では、近未来の国家的な危機管理も危機意識にも欠如して、再度の国難に遭遇して行くであろう 投稿者 不動明王 日時 2007 年 7 月 07 日 22:22:18)
> 余りにも、艦船や爆撃機がない以上、ソ連参戦でも本土に
>まで危機がなかったのだとする偏狭な見解では、どうして終
>戦する気になったのか。
だから、国体護持を目的とした<終戦斡旋(和平≠敗戦)>を頼んでいたソ連に拒否されたあげく満州をとられてしまったから<降伏=敗戦>の道をとらざるを得なかったのです。
本土に危機という偏狭な見解では、そういう国際情勢はわからないのかなぁ。本土が危機というのは後から付けた理由です。
>爆撃機など使わなくても、戦闘機だけでも鉄道や港湾、司令
>部など、要所を破壊するだけで、即ち、インフラ設備を破壊
>するだけで機能麻痺に陥ってしまうものだ。対馬に上陸した
>り、本土に上陸する必要もないのだ。
だから、ソ連はその程度の航空機もなかったんです。
> 終戦を決意したことでも、天皇陛下が、勝手に自己保身で、
>ソ連参戦に慌てて終戦したとでも言うのだろうか。
すでに<敗戦>が決定していたにも関わらず<敗北>を拒否して長引かせたのが第一の要因。
ソ連参戦は第二要因。
>軍事支配を可能にするような艦船や爆撃機など無くても、即ち、
>日本上陸が出来なくても、一部の攻撃でも、戦意を阻喪したり、
>戦後に発言力を増すためにも、漁夫の利を得るためには、少し
>でも効果があれば充分だったのだ。
現に満州侵攻でその目的を果たしている。
陸続きの満州を確保出切れば、無理して離れ小島に無効な侵攻する必要なし。
> ソ連が網走や根室にまで、一部の空襲でも良いから侵攻して
>いたならば、戦後の、ソ連が要求した北海道の東北部の分割占
>領支配を、米国は拒絶出来なかった可能性もあるだろう。
それは別問題。中国、英国、仏国、蘭国などを含めて検討しないとね。
中国(国民党)も日本を爆撃できるほどの空軍力はあった。
>ソ連が日本に対して、軍事侵攻もなく、軍事占領も物理的に不
>可能ならば、何故に、ソ連参戦で戦争を集結させる必要があった
>のだ。別に止めなくても良かったのではないのか。既に、本土
>空襲や原爆投下で、国内がガタガタになっていたからこそ、
>戦争継続を断念する気持ちに働いていったものだろう。
ヤルタ協定でソ連が参戦することになっていた。
テーコク日本がソ連参戦で敗北を決定したのは、テーコク日本の事情。
客観的には、船舶が撃沈されて輸入途絶し、テーコク陸海軍は継戦能力をとっくになくしていた。
だから、沖縄さへ守れなかった。
> 既に指摘もしたが、実際に、米軍は、沖縄以外では、本土に
>対して上陸して占領したわけではなかったのだ。空襲で破壊し
>戦意を失墜させたものだ。これだけでは日本は戦争を止めるこ
>ともないのは確かだった。実に、国家自体が崩壊し、解体する
>危機を認識したからだったのだ。
まず、沖縄以外に占領しなかったのは、テーコク日本が沖縄戦後に敗北宣言したから。
敗北宣言がなければ9月に南九州、12月には関東平野に上陸されたであろう。その前に終わっただけである。
本土空襲だけって、これ以前に戦意喪失しないのがおかしいのだが、当時の日本人は大本営発表で正確な彼我の状況がわからなかっただけ。
正確な(自国の)情報を得ていたならば、3年前(ニッドウェイ海戦)の後には戦意喪失していただろう。
国家自体の崩壊は、ポツダム宣言で予感している。それが怖くて引き伸ばしたんです。
> 天皇の決断がなかったら、日本人の国民性では、何処までも
>戦闘を継続していて、終戦のタイミングも掴めず、国家が天皇
>制もろとも、崩壊し解体することに繋がったであろう。もっと
>も、当初から、国家国益を考えないで、天皇制を破壊すること
>を目論んでいる輩ならば、当然にそうした発想になるのも理解
>できるというものだ。
<戦前の国家>は解体したが<日本の国家>は解体していない。
天皇や軍部が恐れたのは、<戦前の国家>の解体であり、それを防ぐために<日本の国家>の解体の危機まで道連れにしたってのが真相。
▲このページのTOPへ HOME > 政治・選挙・NHK37掲示板
フォローアップ: