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(回答先: 実家に10年間で9000万円 赤城事務所経費 農相は架空否定【中日新聞】 投稿者 そのまんま西 日時 2007 年 7 月 08 日 07:37:13)
実体ない事務所に経費 赤城農相関連の政治団体【中日新聞】
2007年7月7日 夕刊
赤城徳彦農相(衆院茨城1区)に関係する政治団体「赤城徳彦後援会」が、農相の両親が住んでいる茨城県筑西市の実家宅を主たる事務所として県選挙管理委員会に届け、一九九八年−二〇〇五年の八年間に計約七千六百万円の経常経費を計上していたことが分かった。赤城農相の父親は七日、共同通信の取材に「家賃をもらっておらず、事務所として使ったことはない」と話した。
事務所費をめぐっては、佐田玄一郎前行政改革担当相の政治団体が架空事務所費を計上していたことが発覚し、昨年十二月に辞任。松岡利勝前農相も不透明な光熱水費について国会で追及されていた。赤城農相は自殺した松岡前農相の後任として六月に就任した。
久間章生前防衛相が原爆投下をめぐる失言で引責辞任したばかりで、赤城農相の事務所費問題は参院選にも影響を与える可能性がある。
県選管に提出された政治資金収支報告書によると、後援会事務所は筑西市赤浜の住宅。八年間の経常経費の内訳は、人件費が計約四千三百九十万円、家賃に当たる事務所費が同千三百九十万円、備品・消耗品費が同千百五十万円、光熱水費が同六百七十万円だった。
父親は「事務所として登録されていたことは全く知らなかった。常駐のスタッフはおらず、選挙中も活動はない」と語った。後援会の代表として報告書に記載されている元県議も「(事務所としての使用は)聞いたことがなく、実体はない」と話している。
赤城農相は六月にも、林業団体からの寄付金などが報告書に記載されていなかったことが発覚している。一九九〇年に初当選。当選六回。
【事務所費問題】国会議員の政治団体が巨額の事務所費を計上し、流用が疑われた問題。政治活動費の場合、5万円以上の支出には日付や目的、領収書添付などが必要だが、事務所費など経常経費は総額を記載するだけでよく、不透明さが指摘されていた。5日に閉会した通常国会で、政治家の資金管理団体に限り、5万円以上の経常経費にも領収書添付を義務付けるよう政治資金規正法が改正された。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2007070702030456.html
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